仕事が始まり由衣も学校が始まった。何日かすると何時もの様に由衣が図書館に来た。その日、由衣は友達と一緒だった。俺が本を片付けていると、由衣とその子が来て紹介してくれた。「お兄ちゃん紹介するね…うちの学校に今日転校してきたばかりの中村美咲ちゃん」「初めまして中村美咲です」「でこっちが私のお兄ちゃん」「佐野一馬です」「お兄さん?でも名前が」「本当のお兄ちゃんじゃないよ…一緒に住んでるの」「えっ!?」「一緒に住んでるってのは同じアパートにって事」「あっそうなんですか…ビックリした」「ちゃんと説明しないと変な誤解生むだろう」「ゴメン…」「まぁ良く俺の部屋にはいるな…」「えっ!?どうゆう事…」「ちゃんと説明するね…由衣は母親だけで、昼間…」と由衣との関係を簡単に説明すると「そうなんですか…なる程」と納得した。この美咲は由衣と同じ位の身長で赤い縁の眼鏡をして、由衣より少し胸があり大人びていて美人系だった。 少し時間が経ちまた由衣が来た。「お兄ちゃん美咲送るから先帰るね…」と言って初めて先に帰った。
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