次の日、目が覚めると由衣は既に起きていた。「おはよう」と声を掛けるが「…おはよう」と小さく言って少し不機嫌だった。ご飯を食べてる時も口数が少なかった。「機嫌悪いみたいだけどどうした?」「別に…」と冷たい反応。とりつく島もなかったので話題を変え、夕べ見た夢の事を話した。「夕べ凄ぇ悪夢に襲われてさぁ…2、3人の巨乳女が俺を襲おうと迫ってきたんだよ」「…それで」「逃げたんだけど部屋の隅に追い詰められて、その巨乳を押し付けてきて、苦しくてもう駄目だ!って思った時に声が聞こえて壁が崩れてね、何とかそこから這い出て手を伸ばしたら、由衣が出て来て助けてくれたんだ」「えっ!?」「助けてくれた由衣に抱きついたよ」「そうなんだ…じゃぁあの時…」「あの時?」「ううん…何でもない」「でもあの巨乳は怖かったなぁ…やっぱり小さい方がいいや」と言うと急に由衣の機嫌が良くなった。(何だ?急に…まぁ機嫌直ったからいいか)と思った。
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