2人のお陰で2日後には平熱に戻った。大晦日の夜、呼び鈴が鳴った。出ると由衣ママ(仁美)だった。「どうしたんですか?」「夕飯一緒にどうですか?」「…はい喜んで」「良かった…部屋に来て下さい」「分かりました…着替えたらすぐ行きます」「じゃぁ後で…」「はい」いつもと感じが違った。部屋に行った。「お兄ちゃんいらっしゃい!」中に入ってテーブルに着いた。テーブルには色々な食べ物とビールがあった。年末の特番を見ながら食べた。食べ終わるとビールから日本酒に替わった。「一馬さんお酒進んでないですね?」「あっ俺全然飲まないんで」「そうなの?飲みそうに見えるけど…」「よく言われます」「じゃぁ…コーヒーの方がいい?」「あっはい」仁美はキッチンに行ってコーヒーを入れ持ってきた。「ミルクとお砂糖は?」「自分で入れます」そんな会話をしながら夜が更けていった。やがて由衣が寝た。「由衣ちゃん寝ちゃいましたね」「あら本当…由衣寝るなら向こうに行きなさい」「俺運びます」「ごめんなさい」と由衣を布団に寝かせた。
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