30分ほどそんな状況が続いた。
冷え切った表情で大樹を見つめていた七海の夫が口を開く。
「少しは反省したようだな、、、」
「はい、もう二度としません、、、奥さんに近づいたりしません、、、」
「誰が信じるか、、、お前みたいなクズの言うことなんか、、、」
「本当です、信じて下さい、、、」
涙と鼻水でグショグショになった顔、、、
イケメン面はカケラもない。
「俺も鬼じゃない、、、今回だけは目をつぶってやる、、、」
「本当ですか?」
「そのかわり、、、一筆書いてもらう、、、」
「やります、なんでもします、、、」
「これに書け、、、」
紙と一緒にペンを渡す。
二度と七海には接触しない。
約束を破った場合は慰謝料を含めどんな処罰も受け入れる。
そしてこのことは一切口外しない。
そう書かせサインと拇印を押させる。
「もう次はないぞ、、、俺は一生貴様を赦さない、ずっと見ているからな、、、」
「はい、、、分かってます、、、」
神妙に頷く。
「スマホを出せ、、、」
「えっ、、、」
「妻の連絡先を消す、、、」
「あっ、はい、、、」
スマホを奪い消去して確認する。
横に座っている七海が腕を掴んでくる。
「あなた、、、写真も、、、」
そうだった、、、
七海を写したものは全て処分しないと、、、
「写真も消させてもらうぞ、、、」
「はい、、、」
なんだこれは、、、
若い娘の写真がゾロゾロと出てくる。
ほとんどがヌード、しかもフェラチオさせているものまであった。
何人も、、、
「お前、、、本物のクズだな、、、」
嫌悪感が込み上げる。
「すいません、、、」
大樹がうなだれる。
こんなヤツ、もっと徹底的にやるべきじゃないか、、、
そんな考えも頭を過ぎる、、、
いや、、、とにかくまず七海のことだ、、、
やっと見つけた。
仲が良さげに二人で写った写真、、、
そして、、、それすら気分がよくないのに、、、
七海の下着姿、、、
純白のブラとショーツ、、、
施されたレースが上品で清楚さを際立たせてる。
潤んだ瞳でポーズをとっていた。
やや前屈みなって、、、
深すぎる谷間、、、
大きなブラカップからはみ出さんばかりのミッシリと実った乳房、、、
括れたウエストラインから大きく張り出したヒップ、、、
そしてムッチリと締まった太もも、、、
五枚ほどポーズと角度を変えた写真があった。
横から取ったその乳房の標高を誇るような写真に目が釘付けになってしまう、、、
「くっ、、、」
想像以上だった、、、
こんなに凄いカラダをこんなヤツが、、、
目を伏せた七海が腕を強く握ってくる。
「アナタ、、、ゴメンなさい、、、」
我に返る。
「これだけか?」
「はい、、、」
「本当だな、、、」
「本当です、、、裸もとろうとしたら奥さんに拒まれました、、、」
七海が横で頷く。
「バックアップとか、、、本当に無いんだな?」
「ありません、誓います、、、」
完全に消去して大樹に叩き返す。
「出ていけ!二度とそのツラを見せるな、、、俺の気が変わらないうちに失せろ!」
「す、すいませんでした!」
大樹は逃げるように部屋を出て行った。
「フーッ、、、」
思わず深いため息をつく。
夫は直也だった。
なりすまし芝居を打ったのだ。
「なんとかうまくいきましたね、、、もう大丈夫ですよ、、、」
身体を固くしていた七海もようやく安堵の表情を浮かべる。
「そうですね、、、でもこんなに元木さんにご迷惑をかけてしまって、、、」
「これぐらいなんでもありません、、、でも腹が立ちました、、、あんなヤツが七海さんに酷いことを、、、」
「わたしが悪いんです、、、初めから遊ばれてたんですね、、、それなのに、、、」
泣き出しそうな目をして直也の胸に頭を預けてくる。
「わたし、浅はかでした、、、ずっとセックスレスで、、、もう自分は女として見られて無いんだって、、ただのオバサンになったんだって、、、寂しかった、、、だから、あんな男の口先だけ言葉に騙されて、、、」
「七海さんはキレイですよ、、、女性として凄く魅力的です、、、」
「そんなのウソ、、、慰めなんて、、、」
「慰めなんかじゃありません、、、さっきの写真、、、見とれてしまいました、、、」
「あっ、、、わたしったら、、、恥ずかしい、、、」
みるみる顔が赤くなる。
今更のように羞恥心が込み上げる。
「悔しかった、、、嫉妬しました、どうしてあんな男とって、、、」
ブラウスを高く持ち上げる胸元に視線を注ぐ。
そして日本人形のように整った顔立ち、、、
「嫉妬、、、それって、、、」
「素敵な女性だと、、ずっと思ってました、、、」
「えっ、、、」
切れ長の目が見開く。
二人の視線が熱く絡み合う。
七海が直也の胸に頬を埋めてくる。
「わたしも、、、です、、、」
えっ、、、本当に?
聞き違いじゃないのか?
胸がドキドキする、、、
背中を優しく撫でる。
指先に触れるブラホックを外してしまいたい、、、
七海の乳房を、、カラダを見たい、、、
七海が顔を上げる。
頬を染め潤んだ瞳、、、
濡れた唇、、、
つづく
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