救急指定病院ではないものの、重病患者は搬送されてくる。受け入れ先が決まり次第、転院されていくのだけれど、重症患者は程度によりどどまることになる。
この病院で手に負える程度ならば手術対応が可能だし、運営していくには数をこなさなければならない実態なのだ。ベッド数の少ないこの病院では入院患者が必要だけど、やはり患者のケアというものが大事になってくる。
先日の外来患者との営みを繰り広げた一軒は、この病院に通院をさせるために役に立たったのだろうか………。
数日前のこと、交通事故で若い男の子が搬送されてきた。彼はまだ16歳の若さで自転車ごと跳ね飛ばされて軽症とはいえないが、幸いに肩と腕を骨折という怪我で住んでいた。
今は緊急手術が行われボルトで骨を繋ぎ合わせ、腕から医療器具が突き出た痛々しい姿にベッドに横になっている。問題なのは痛みが収まってくるとその若さゆえ、院内を徘徊しだしたことだ。
若い看護師だと手に余り、かといって転院させようにも問題があり、医院長が許そうとしない。
彼は裕福な家庭で育ち、いわゆるドル箱なのだ。
だから高額な個室で悠々自適に時間を潰し、我がままな行動を取ろうとする。少しは現場で対応をする人間の身になって欲しいものだと、歩美は眉をひそめていた。
どうしたものかしらね、副看護師長、どう思います………?
もうすぐ手術から3ヶ月でしたっけ、もう器具を外してもいい頃ね………。
そう彼は数日後に器具を外すため、手術が予定されている。女医、雅子もそろそろ憤りを隠せなくなっているようだ。でもその顔はすでに良からぬことを企んでいるように、目が笑っているではないか……。
歩美はなにやら胸騒ぎがして、心が落ち着かなくなっていた。
往診には違いないが事実上は様子を見で、雅子と歩美は少年の待つ個室をノック、スライドドアを開けて入室をする。
調子はどうお………?
女医、雅子が問いかける。まだあどけなさの残る彼は女性経験が皆無か、著しく少ないらしいというのが歩美の印象だった。受け応えもたどたどしく、女性を相手にすることに慣れていないのがわかる。
歩美は雅子を盗み見ているうちに、懸念していたことが具現化する予感を否応なく感じていた。
彼女の目が、捕食獣の目だったから…………。
もうすぐ手術だけど、不安だよね……。それは分かるけど、そろそろ行動を考えないと駄目よ……?
彼は途端に不貞腐れたような表情を浮かべ、顔がそっぽを向く。
みんなお仕事を頑張って働いていることは、分からない歳ではないでしょ……?
思春期の少年にとって、交通事故もそれによって負った怪我も不本意なことだったろうと思う。
そして、利き腕側の自由がきかないストレスは、どれほどのものか。彼が目の置きどころが定まらないのには、理由があった。
自分の横に立つ雅子である。長い白衣はボタンを止めてはおらず、短いタイトスカートから太腿が露わになっている。入院生活が長くなりつつある若い彼にとってそれは、何よりも魅力的だった。
自宅の部屋にはネットで入手した卑猥なDVDをいくつも隠し持ち、それのどれもが30代から40代の女性ばかり。彼は若くしてあの年齢だというのに、美熟女コンプレックスだったのだ。
歩美はそのことを薄々は感じていて、雅子にいたってはほぼ確信を抱いていた。彼はその若さゆえ嘘を隠す術を知らず、分かりやすいからである。
雅子は掛け布団の中で両膝を立てる彼を見て、その不自然さから見抜いていた。そして、ついには行動を起こす………。
ちょっと見せてね……。
布団を剥ぎ取られることを警戒する彼、構わずに下半身で布団を残し、肩と腕の患部の経過観察をする。
うん、順調だわ、問題なさそうね……。
さて、別の問題を診ましょうか………。
いい終わらないうちに布団を一気に剥ぎ取ってしまうと、隆起させた股間を露わにする。動揺を隠せない彼を無視して下半身を剥き出させ、見事に勃起させた包茎ペニスがお目見えする。
あらあら、苦しかったでしょ……男の子だもん…。
どうしていいのか分からないとでもいうようにただ赤面するしかない彼を前に、歩美は清拭セットを用意する。
いいのよ、男の子だから仕方がないわよね……。
歩美は努めて彼を気づかいながら、下半身の周りを綺麗に拭いていく。まったく萎える気配がないだけでなく、かえって硬度を増していくペニスがビクンッ……と反応する。
ここも綺麗にしないとね………。
言うと雅子はペニスを手に取り、根元を起こす。
苦しげな表情で顔をしかめる彼に構わず、包茎を向いていく。むぁ〜んと悪臭が鼻を突き、びっちりと白い恥垢が亀頭とカリ首の溝にこびりついているのが分かる。
夢精をしていたのが明らかで、歩美は慣れているとはいえ少しだけ彼が不憫に思えた。それを温かいタオルで優しく擦り落とし、タオルを裏返して綺麗に拭いていく。2枚目を消費したところで綺麗なピンク色の亀頭になり、3枚目のタオルを使って完全に臭いを取り去った。
ごめんね、もうちょっと我慢だよ………。
包茎に過保護に守られて敏感なのか、悶絶する彼に雅子が声をかける。
んっ、こっちも問題なさそうね………。
手を離しても勃起状態だと包皮は戻ろうとせず、艶々亀頭が血流によってピクンッピクンッと脈動する動きが生々しく、歩美の情欲が刺激される。
雅子が再び根本を握り、すぅ~っと上まで手を動かしたかと思うと、亀頭を手の平に包み込む。
あうっ……っと声を詰まらせた彼に人差し指を唇の前に立て、眉根を寄せた雅子が静かにね…と彼を促す。
おもむろに上下に動き出す女医の柔らかい手の平に包まれ、顔を真っ赤に高潮させた彼が喘ぐ。
はぁはぁ……っと喘ぐ彼が息を飲み、雅子の見えそうで見えない短いスカートの奥に目を向ける。
どこを見てるのかな、生意気な子ね………。
いやらしいわね、そんなに見たいのなら………。
ペニスから手を離した雅子は、スカートの中に手を入れて白いTバックを下ろして片足ずつ抜いていく。獲物を狙う雌ライオンのように彼を見つめながらベッドに上がる。怯えたような表情の彼の顔を跨ぎ、そっと腰を下ろしていった。
何がなんだか分からない。ペニスに受ける刺激に耐えていると女医が変なことをいい出したのだ。
前から堪らない人だとは思っていたけれど、こんなにエロい人だとは思わなかった。
無修正のDVDを入手して、女のそこは見たことはある。女医のそこは陰毛が綺麗に整えられ、無駄に排除されず、多く毛が残されているのが自分好みといえる。その女陰が顔に迫り、閉じていたはずの小陰唇が間近でぱっくりと開く。
尿と酸っぱいような例えようのない女の匂いが鼻を突き、いま柔らかい感触が鼻と口に接触してきた。陰毛に鼻先をくすぐられ、上唇に包皮が触れている。この場所に何があるのかは知識はある。
彼は意識的に舌を動かし、下から柔らかい粘膜に舌を這わせると包皮まで往復させはじめていた。
クンニリングスをはじめた彼は無意識になのか、ペニスがピクンッ…と大きく揺らす。雅子はお尻を半分露出させ、自分の尻に爪を食い込ませて顔を上に向けている。
はぁ~そうよ、いいわ……上手……んっ強すぎよ……
そう……優しく舐めるのよ…そう…いいわ…そこ…
そこよ…そう、そこ……あぁ……あ〜ぁ…あぁ~っ……
何を見せられているというのか、歩美は膝をもじもじと擦り合わせて二人を見やる。もうっ……!
成り行きだけど、この不貞行為を報告するわけにもいかない、静かに歩み寄り若い彼のペニスを手に取って根本を起こす。
16歳にしては立派で大人と遜色のはない物を、そっと口の中に含み入れていた。流線型の亀頭に上唇を這わせ、カリ首の溝の凹凸に密着させながら上下に頭をふる………。
雅子もうねうねと腰を動かし、彼の顔に押し付けながら熱く長い息吐を漏らす。
にちっにちっにちっにちっにちっ…じゅるっ……!
にゅっぷっにゅっぷっにゅっぷっにゅっぷっ………
若い彼の舌技の卑猥な水音と、熟女ナースの熟練の技の水音の二重奏が、狭い個室内に鳴り響く。
不意に暴発した樹液が、口腔内に溢れ出す……。
青臭いとろりとした精液が舌の上で行き場を失い、生臭さが鼻から抜けていく。
清拭の最中に射精をされることは珍しいことではなく、ましてや若い子ならばよくあることとして疑問を持たれることはない。けれども歩美はなぜか濃厚な精液の臭いを放つタオルを持ち帰る気にはなれず、喉の奥へと飲み下していた。
若い子の精液を飲むなんてそうそうあることではなく、欲情した気分の自分には勿体なくなったのだ。精液まみれになった亀頭を綺麗に舐め取りながら、喘ぐ彼を尻目に尿道に残る精液も吸い取っていく。
口にはペニスを含みながら、下げた手をナース服の下半身の中に入れ、ショーツを下げていく。
歩美はもう我慢をする理由を探すことが、もう疲れてしまった。自らの粘液に濡れたクロッチが離れ難そうに秘裂から剥がれると、足元に落ちる。
それを片足づつ抜き去ると、ベッドに上がる。
弓なりに背中を反らせる雅子が、荒くと息を吐きだす。AV女優のような作られた声ではなく、本気で感じる女の声を殺しながら騙しだまし漏らす。
歩美も股の下に伸ばした手で起こしたペニスを自らのそこに標準を合わせ、体重を乗せていく。
深い吐息を伸ばしながら、目を閉じた顔を上に持ち上げる歩美の中に熱い杭が潜り込んでいく……。
歩美の両膝が静かに布ずれの音を刻みはじめるまで、そう時間はかからなかった………。
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