その男子生徒は他の生徒達で溢れかえった廊下を進んでいった。
起用に他の生徒達をよけ、男子トイレのマークの向こうに消えていく。
ゾクッ・・・
その光景を見た瞬間、由美子の体を熱い何かが突き抜けていった。
後頭部に衝撃が走り、一瞬で妄想の中にダイブしてしまう。
(あぁ・・・・・ダメ・・・・・ダメよ・・・・・)
頭の中に湧いた光景を否定しながらも、ブラウスの下でブラに閉じ込めているはずの乳首が少しずつ固くなっていく。
不快なほどグチャグチャになった下着の中でクリトリスが疼き、ジリジリと熱くなりはじめる。
(ダメよ、それは・・・それはダメ・・・・・そんな・・・そんなのって・・・・・)
熱はクリトリスから体の芯に ゆっくりと移っていった。
体の芯から脊髄を這い上がるように全身に広がっていく。
触れてもいないのに乳首が抓り上げられているかのように痛みはじめ、膣口は不快なほどグチャグチャになってしまった下着に さらに大量の愛液を吐き出していく。
もう由美子は白いタイルの壁に並ぶ小便器と、その小便器に並んで跪く全裸の自分を思い浮かべていた。
縛られてもいないのに両手を頭の後ろで組み、両足を下品なくらいに広げて膝をついている。
それはプライドが高く周囲から少し避けられているくらいの硬い女教師ではなく、従順で便利な変態マゾの姿だ。
そんな由美子の目の前には数えきれないくらいの男子生徒が並んでおり、その誰もが興奮した顔で由美子を見下ろしながらズボンのチャックを下ろしていく。
(ダメよ・・・ダメ・・・こんなの・・・・・こんなの、まるで・・・・)
その妄想は始業のチャイムが鳴っても、生徒達が教室に戻っていき廊下に一人で取り残されても終わらなかった。
たった今見たばかりの全ての男子生徒の顔が、怖いくらいに興奮しきった表情で自分を見下ろしている。
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