『仲を…って』
『キミちゃんとの仲 取り持てって、工藤さんの本当の狙いはキミちゃんだったの?』
「いえ」
「初めから染谷さんでしたよ」
『じゃぁ何で…?』
「君代さんにも いずれコッチ側に来て貰おうかなぁ?って」
『コッチ側って?』
「俺と君代さんが関係を持てば 君代さんも誰も責められなくなるでしょ?」
「親友に旦那を寝取られたとしても 自分も実際 不倫してる事になるんだし」
「で、ゆくゆくは 4人で…」
「俺と染谷さんと君代さんご夫婦と…」
「何なら そこに 染谷さんのご主人も加わって貰って…」
「ね?、楽しそうでしょ?」
「久しぶりに ご主人のチンポ ブッ込んで貰えるかも?ですよ、楽しみでしょ?」
染谷さんは 何か言いたげに 口をパクパクしている、が、なかなか言葉が見つからない様子に見えた。しきりに瞬きを繰り返していた。
「妄想ですから」
「そんなん なったら楽しいだろうなぁ?、って たんなる妄想ですって」
『…妄想、って』
「染谷さんだって有るでしょ?、妄想とか想像とか」
「まさか 何のオカズもなしに オナニーする訳けじゃないでよね?」
『…オナニー、って…』
「するんでしょ?」
『…それは』
「しますよね?」
『それなりには…』
「そん時 どんな事 想像するのかなぁ?って、それともアレですか? 君代さんのご主人との事思いだしながら…とか?」
『…それは…』
「まぁ いいです」
「今度 見せて貰いますから、染谷さんのオナニー、染谷さんがオナニーで何度もイクとこ」
「いいですよね」
『・・・・・・・』
「返事がありませんねぇ」
「返事は?」
『はい』
「何なら ここでも…」
『ここで、って それはちょっと…』
「なら、場所 変えますか?」
「ホテルでもいいし、俺んチでも構いませんよ
、ただ さすがに いきなりご主人と2人でってのは勘弁してもらって」
『いえ』
『その…、今日は…』
「この期に及んで 生理で… なんて小娘みたいな事 言いませんよね?」
『いえ…、実は本当に…』
『本当 なんです、なので今日は』
「ホントかなぁ?」
『はい』
『もう この歳ですから 毎月って事は無いんですけど、忘れた頃に…』
『今日も昼過ぎに いきなり…』
「…ですかぁ」
「まぁ信じましょ、今日のところは」
「でも、アレですよ、コンドームなんて持ってませんよ、生で出しますよ オマンコのなかに、覚悟しておいて下さいね」
「どうせ 君代さんのご主人とも 生で中出し だったんでしょ?」
『いえ』
『間違いが有ったら大変だから、念の為 付けてもらってました』
「でも、俺 持って無いし…」
「あっ、ゴメンなさい、持ってます。って言うか残ってるハズです、後ろでスル時用に」
『後ろ、って…、その…、後ろ…ですか?』
「そうですよ、今 染谷さんが想像してる 後ろですよ」
「しなかったんですか?、君代さんのご主人や 他の人たちとは」
染谷さんは 大きく 首を振った。
「なら 覚悟しておいて下さい」
「いつか アナルを犯してさしあげますから、ご主人の前で、ね?」
「せてと、そろそろ帰りますか?」
帰り路、俺は また助手席の後ろに乗った。
「染谷さん?」
『はい?』
「さっきの話しだけどさ、本気だからね俺」
「染谷さんの旦那さんには どんな報告するのかしないのかは 任せるけど、君代さんのご主人にはさ、恐喝呼ばわりすんのか!、って逆に怒られたって言って、とりあえずは おさめて来たって 上手く言っといてよ、ね?」
『・・・・・・・』
「で、君代さんのご主人とも 今のままつづけて貰って、頃合いを見て 君代さんとの仲 取り持ってよ」
『・・・・・・・』
染谷さんからの 返事はない
「返事は頂けませんかぁ?」
「しかたないか 突然だもんね?」
「まぁいいや、帰って 良く考えてさ、覚悟が決まったらさ、そうだな 10:00〜10:30の間に電話してよ」
「応じらんないなら電話は要らないからさ」
「分かった?」
『…はい』
「じゃ」
そう 手を振って 自分の車に乗った。
染谷さんは 俺が走り出すのをまっている様だ
、ハザードを何回か点滅させて、出口に向かった。
さて…、明日 染谷さんから 電話はくるのだろうか?
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