俺達は 地元の人目を避けようと、普段は行かないショッピングモールを目指して高速に乗った。
染谷さんと2人で 女性の下着売り場を歩くのは 妙な感覚だった。
「今はTバックとか履かないのかね?」
『…見なくなりましたよ最近は』
「て事は 探した事は有るんだ?」
『もぉ』
そんな会話をしながも 染谷さんは アンダーバストが幾つとか、何かブツブツ言いながら 下着を選んでいた。
下着に加え、部屋着と着替えも買って、早めの夕飯はモール内のフードコートに向かった。
「足、広げて」
注文後に持たされたブザーをテーブルに置いて待っている間、対面に座る染谷さんの膝を 伸ばした爪先で つついた
「ほら、真理子」
渋る染谷さんを急かした
突然 名前で呼ばれた事に驚いたのか 目を丸くして俺を見ていた
「ほらッ」
『あッ、はい』
俺の爪先を乗せた膝が開いてゆく。
今度は爪先にスカートの裾を引っ掛けて上げた足を 股間を目指して伸ばした。
伸ばした足が何処かに当たったものの、靴下ごしだし、先刻 ツルツルに剃ったばかりだし、ソコが何処かわからなかった。
「突きだして」
小声で言った
染谷さんは 首を振った
「いいから!」
染谷さんは 背もたれに背中を預ける様にして 仕方なさそうに股間を突き出した。
靴下ごしでは有ったが ソコに割れ目が有る事は分かった。
俺は 足の親指で 割れ目をなぞってみたり つついてみたり 捏ね回したり してみた。
染谷さんの唇が『ダメ』と言っている
俺が首を振って更に捏ね回すと
唇を『ダメ』と動かしながら首を振った
俺は 構わず捏ね回した
何度か同じやり取りが続いたが、諦めたのか 染谷さんは うらめしそうに ジッと俺を見ては目を瞑って項垂れたりを 幾度となく繰り返している。
「…湿ってきたよ」
「靴下の先が 湿ってきたぞ」
周りに聞こえない様に小声で言った
染谷さんは 俺をジッと見て また首を振った
(挿れちまうか 親指)
そう思った時に ブザーが鳴って 振動と共に テーブルの上を暴れ出した。
暴れ回るブザーを止めて
「…行くよ、ほら」
2人で カウンターに向かったが、染谷さんの足取りは 想像どおり おぼつかなかった。
「水 汲んで来て」
仕方なく 俺が2人分の お盆を持って テーブルに戻った
染谷さんも 両手にコップを持って戻ってきた
「食べながらじゃ出来ないからさ、続きは帰ってからにしような?」
『意地悪ばっかり…、工藤さん』
「してないよ意地悪なんて」
「それより この状況で 工藤さんは おかしくねぇか?」
『…そうだけど…』
「まぁいいや」
「早いとこ食べて 帰ってから…、な?」
『はい』
染谷さんは また妖しく微笑った
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