「・・・・・あ、あの・・・」
俺をさんざん罵倒し尽くしたコージに やっとの思いで話しかけた。
自分の情けなさを思い知り、言い聞かされる妻の行動に絶望していた俺の声は 自分でも情けないと思うくらいに弱々しい音だった。
「・・・ん?」
「その、妻は・・・・・久美子は今・・・」
さっきからコージは話し続けていた。
携帯の画面に表示されている通話時間は もう15分を過ぎている。
妻はどこに居るんだ?
もうホテルを出たのか?
理性を打ち砕かれプライドもボロボロにされてしまった俺は まともに思考できなくなっていて、そんな変な疑問が気になってしょうがなかった。
「あぁ・・・」
コージは俺の思いを理解したようで、それまでよりも楽しそうに 意地悪な声で話した。
「奥さんね、いますよ、もちろん・・・今も とても丁寧に俺のチンポを掃除してくれてる・・・いや、自分を満足させてくれたチンポへの労わりのマッサージかな?」
電話から伝わって来る空気の中に、妻のクスリと笑う声が聞こえた気がした。
照れくさそうにニヤリと笑い、誤魔化すように大きく口を開けて奥まで飲み込んでいく。
「いやぁ、奥さんがホテルに着いたから、ついさっきまでヤリまくってましたからね・・・流石の俺もちょっと休憩ですよ・・・もちろんまだまだヤルつもりだが、今だけは旦那さんのチンポと同じで役立たずな情けないチンポだ・・・・いや、もしかすると・・・旦那さんは、今だけギンギンかな?」
そう言ってコージはガハハと笑った。
※元投稿はこちら >>