左右両方の乳首に枷を着けた妻は、眉をしかめその息は荒く顔色は赤かった。
「こっちへおいで。」
私は妻の腕に手を掛け姿見の方へと引っ張った。
そのわずかな動きでも枷は馴れずに敏感な妻の乳首を刺激したようだ。
いや、乳首の枷より妻の下半身を縦に割り裂いて食い込む縦縄の方がよりきつかったのかもしれない。
「鏡を見て。」
私から腕を取られて立たされた妻の姿が姿見に写されている。
還暦前の弛んだ熟女の裸体を隠すのはベージュのおばさんパンツだけ。
しかしそのパンツは伸縮性のある薄手の生地のせいか妻のたおやかな腹部をぴったりと覆っている。
その中心にくっきりと縦に縄が食い込んでいた。
これまで私が見た様々な緊縛写真のモデルより見苦しい筈なのに、たまらなく淫靡で愛らしかった。
「鏡を見なさい!」
私はもう一度妻に言ったが、妻は顔を伏せて鏡を見ようとしない。
私は妻の背後に立つと右手で妻の縦縄を握って力を込め、左手で妻の左の乳房を掴んだ。
「うっ..、痛..!」
妻が小さく痛みを訴える。
本当ならSMを初めて受け入れてくれてここまで耐えてくれた妻にこれ以上苦痛を与えず助けてあげるべきなのかもしれない。
しかし私の本能はそうすべきではないと命じた。
「鏡を見るんだ。見ないともっと痛くするよ。」
若い時に比べて張りは無いが弛みと共にその重さを増した妻の乳房。
それを下から強く掴むよう指を食い込ませる。
さらに枷に挟まれた乳首にも触れた。
硬い!
枷に挟まれながら妻の乳首は更に勃起の硬さを増していた。
いや、それより右手で掴んだ縦縄だ。
新たにわずかな力を加えただけで妻は「ひっ!」と小さく叫ぶと爪先立って腰を浮かせ、股間への食い込みを軽くしようとする。
小さく何度もしごくように力を加えた。
妻が熱い吐息と共に「あっ..あっ..あっ..」と痛みなのか喘ぎなのか声を立てる。
可愛い!
私の妻はこんないやらしく可愛い声を出せるものだったのか..。
私は更に両手に力を込めた。
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