いつの間にか小百合さんは、大きなサングラスと髪の毛を隠すマフラーをしている。
人には、見られたくないみたいだった。
マンション横では管理人さんが、ゴミ捨て場所の清掃をしていた。
「運転手さんお釣いりません。」って引っ張られながら玄関に着いた。
「玄関の解除は、お願いします。」って言われた。
なんと同じマンションだった。
エレベーターのボタンは、5階だった。
僕は、4階です。
僕の部屋は、若夫婦が海外生活をしている間だけの期間限定の格安物件です。
ということは小百合さんは、このマンションのオーナーさんでした(>_<)
正体を知ってしまうと、欲望など落ち着き逃げ出した。
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