「お前ら、遊んでないでそろそろ終わらせろや。隼人パパが帰ってきたらまずいことになるぜ。」
「よっしゃ、ラストスパートじゃー、おりゃーー」
それを聞いた結衣が絶叫し
「うわーやめてー、中に出さないでー、妊娠しちゃうよー、赤ちゃんができちゃうよー、中だけは、中にだけは出さないでー」
バックから少年に激しくピストンされながら、結衣は頭を左右に振ったり床を平手でバンバン叩きながら激しく嫌がる。
だが、それがかえって少年の興奮を高めるようだ。
「お、俺、もうガマンできねー・・・・うううっ!」
興奮を止められず、少年は結衣に中だしして果てる。もう一人の少年はその光景を見てビビったのか
「やべーよ、早くずらかろうぜ。」
そう言ってズボンを履いてしまう。
「何だ、おめー、根性なしだな。」
別の少年が蔑むように言う。
「おい、スマホで写真撮っとけよ。もしも警察に言ったら、写真をネットに晒しゃいいからな。」
少年の一人がそう言うが
「あなたたちバカなの。そんな自分の犯罪証拠残をずっと残して、いつか捕まりたいの。」
結衣の一言でスマホ撮影はせず、言うんじゃねえぞ、誰にも言うなよ、と口々に言いながら少年3人は帰って行く。
隼人は腹を殴られたあとはうつ伏せになって、ずっと部屋の隅で泣いている。
床に倒れていた結衣はゆっくり起き上がる。汗ばんだからだ。髪が汗で額に張り付いている。隼人に
「隼人、ちょっとそこにあるティッシュの箱取って。」
と言う。隼人が頭をあげるとすぐ近くにティッシュの箱。それを持って結衣に渡す。
「だいじょうぶ?」
蚊の鳴くような声の隼人。
「私はだいじょうぶよ。それより隼人は?」
「だいじょうぶだけど・・・・ママ、妊娠しちゃうんじゃないの?」
結衣は急に笑い出す。
「ああ、あれ?・・あれはぜんぜんだいじょうぶだから。」
隼人はきょとんとした表情。
「私、妊娠はしないから。・・・そういうからだなの。昔、病気して子宮取ってるから、妊娠はしないのよ。」
「だって、どこにも手術の跡ないよ。」
「それはね、内視鏡手術だったからなの。ほらよく見て。ここと、ここと、そしてここにも、小さな傷があるでしょ。
内視鏡手術の跡よ。隼人のパパはね、私が子供ができないからだだって知ってて結婚してくれたんだよ。」
「そうなんだ・・・・だったら何でさっき妊娠するから止めて、て言ったの?」
「さあ、何でだろうね。言ってみたかったのかな。まあ、気にしないでね。それより、あの子たち一杯中だし
してくれたわね。シャワー浴びてこよっと。それと、今日のこと、パパにはもちろん内緒ね。聞いたらショックで
発狂するわ。」
裸の結衣はティッシュのかたまりを股間に挟んだまま歩いて浴室へ行く。隼人はポカンとした表情でそれを見送る。
浴室でシャワーを浴びる結衣のシーン。上半身を洗い股間を洗いだす。指が股間を擦ると感じ始める。
怪しげに指を挿入し出し入れするうちにその動きが速くなり、カクカクと痙攣しながら逝ってしまう。
日曜日の家の玄関。ゴルフバッグを肩に掛け、出かける夫を見送る結衣。
「日曜だというのに家族サービスもできず、ごめんな。夕食までには帰るから。じゃ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
その日の昼下がり、勉強部屋に結衣が入ってくる。
「ねえ、しよっかー。」
結衣と隼人はベッドの上で絡み始める。深いキスのあと隼人の耳元で結衣が囁く。
「今日は中にだしてもいいよ。」
服を脱ぎ捨て愛し合う二人の姿は互いを激しく求めあうようだ。
中だしフィニッシュ、結衣の股間に流れ出る隼人の精液。再び抱き合い見つめあって微笑む二人。
隼人が結衣に問いかける。
「この前の三人組さ、あいつらのこと前から知ってたの?」
「知らないよ。知らないけど、隼人と喫茶店に入った時、あの三人が少し離れた場所から私のことじっと見ていたの。
私、一人の子の目を見たの。あの目は何かあるのかな、て思ってた。ああいう奴らのこと、私、けっこうカンが働くの。」
「そうなんだ・・・」
「家に来た時、ピンときたわ。やっぱり来たか、て。」
窓ぎわの花瓶に生けた二本の花が風に揺れている。そこに徐々にピントが合ってエンディング。
義母の誘惑 おわり
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