加代子さんの頭にシャワーがあてられ、泡立てていたシャンプーが洗い流されていく。垂れ下がる長い黒髪。
そこに現れたのは、普段のアップをした団子ヘアーでは見えることはない、彼女のつむじだった。髪をほどいたことで、また新たな発見が出来たのだ。
濡れた髪は彼女の手で絞られ、床にポタポタと水滴が落ちていく。上げた顔はおでこや耳が隠れてしまっていて、どこか別人のような感じさえさせてしまう。
それは、普段では見ることが出来ない彼女。家族を失った今となっては、それを見られるのは僕だけなのかも知れない。
身体を洗い終えた加代子さんが、浴槽へと入ろうとしました。僕は先に飛び出し、浴槽の縁に腰を降ろします。
そして彼女の手を取り、太股の上へと座らせました。『どうしたの~?…、』と聞かれますが、それよりも早く僕の手は彼女の股間へと滑り込むのです。
手はスライドを始め、彼女のソコを歓ばせようとしています。
ところが、加代子さんは手を僕の首に掛け、その顔を寄せてくるのです。それはいつもにはない積極さ。彼女の厚い唇に、深く重ねられてしまうのです。
『好き…、好き…、』
何度もそう呟き、僕の唇を奪っていきます。まるで、寂しさを熱いキスで振り払っているようにも感じました。
そんな加代子さんに押され、股間へと差し入れたはずの僕の手は止まっています。それを気にしたのも、彼女でした。
僅かに足が広げられると、その足は更に僕の太股を滑って止まります。おかげで彼女の股間は広がり、僕にこう言ってきました。
『触って…、私を触ってください…、』
言われた僕の手は陰毛を擦りながら、指がオマンコへ差し込まれていきます。中はとても温かく、熱い愛液が流れていました。
指がソコを掻き回し始め、彼女をまた泣かせてやろうとしています。しかし、彼女は嫌がる素振りも見せず、更に熱いキスで答えるのでした。
加代子さんの手は僕の頭、そして背中へと回されています。傾いた顔は僕へと向けられ、その唇はいつまでも離れようとはしません。
それはきっと、『大人のキス』。信頼をした二人だけが出来る、言葉などいらない、ただこうして繋がっていたいと言う、とても神聖なものに感じました。
おかげで、時はとてもゆっくりと流れていくのです。
僕の両手は、いつしか彼女の身体を抱き締めていました。背中に降れ、腰に降れ、それだけで心が満たされていきます。
それは初めて経験をする感覚。心さえ繋がっていればどこを触ろうが、僕も彼女もそれは心地がよいものなのです。
長く続いたキス。あれだけ唇を合わせていたのに、まるで呼吸が乱れてはいません。彼女を見れば、ほんのりと笑顔が見え、幸せそうに感じます。
そんな加代子さんは、ゆっくりと僕の上から降りると、正座をするように自らの膝を濡れた床へとつけました。
そして、その手が僕の膝を持つのです。開かれて行く僕の股間。そこはもう半勃ちとなっていて、それを、彼女は確認でもするように見つめています。
加代子さんはソレを何も言わずに握り締めると、更に膨れ上がらせようと、その手を動かし始めるのです。
すぐに大きくなり始めた、僕のチンポ。彼女の顔が近づき始めると、僕もその刺激に備えます。しかし、やはりこの日の彼女は少し違ったようです。
掴んだ僕のモノを、左の頬を寄せてあてていました。一呼吸をしたのは、『これは私のモノ…。』とでも感じているからでしょうか。
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