キッチンはあの麻婆ナスの香りに包まれてた。おかげで、自分の股間から流れ出ていた精液の独特な臭いも嗅がなくてすむ。
ほんの僅か主婦気分になれた彼女でしたが、後ろから聞こえてくるスマホの音声にそれはかき消されてしまうのでした。
『和子ぉ~!逝くぞ~!オマンコに出すぞぉ~!』
それはついさっき、あの場所で耳にした若者の声。更に、『逝く逝く~~!!』と断末魔が聞こえ、悪夢が甦ってしまう。
お皿に麻婆ナスを盛りつけ始ていた彼女に、『お前、ええ顔してるわぁ~。もっと声出さな。』と若者から心ない声が掛けられるのです。
和子は男の前に料理を置きます。麻婆ナスの隣には、小さな茶碗に少しだけご飯が添えられました。子供に食事をさせるという、彼女なりの優しさだった。
若者は出された料理を頬張ります。言っていた通り、本当にお腹が空いていたようです。『美味い、美味い、』と言ってくれる彼に、少し心も和むのでした。
そんな和子でしたが、チャンスを伺っています。逃げ出すチャンスではなく、ただほんの少しだけでも一人になりたかったのです。
『おトイレに行ってもいい?』
僅かに和んだところを見逃さず、彼にそう言います。彼の返事は、『ええよ。』と軽いもの。それでも安堵をし、和子はトイレへと向かい始めます。
『そのかわり~!』、彼の言葉が背中に響きます。足を止めると、『カギはするなよ。』と命令口調で言われるのでした。
トイレに座った彼女。言われた通りにカギを掛けることはやめます。そんな彼女が手に取ったのは、トイレットペーパー。
用を足すよりも、汚された股間を一度先に拭きたかったのです。紙で数回擦りあげ、便器へと落とします。心配をしていたよりも、そこは乾いていたようです。
和子の視線はトイレの天井へと向けられていました。そこに光るLEDの照明に眩しさを感じながら、緊張しっぱなしだったその身体を緩めるのです。
途端に、彼女の股間からは勢いよく黄色い液体が放出を始めました。それは便器へと流れ込み、透明だった水を染めていきます。
その瞬間、閉まっていたはずのドアが開きました。そこにはテーブルで食事をしているはずの若者が立っています。
彼の目は彼女ではなく、液体の放出をされるその股間に向けられていたのです。和子は慌てて、下半身に力を入れました。
しかし、一度出始めた小便はなかなか止めることが出来ません。それを嘲笑うように、彼はその場に腰を降ろし、足を開かせてその一点だけを凝視するのです。
和子は必死になって、股間を止めました。しかし、『まだ出るだろ~?小便、最後までちゃんとやれよ!』と命令をされます。
それに彼女は拒否をしました。もうこれ以上、ここで辱しめは受けたくはないのです。
『やめてぇ~。もう、ゆるしてぇ~。』
気弱な和子も身体を揺すり、震えた声で初めて男にたてつきました。若者の指が、小便を止めたばかりの彼女のオマンコの中に入れられたからでした。
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