ナツナが目を覚ましたときには、もうすでに昼を過ぎていた。
ナツナはいそいそと外出して行った。
おそらく夕食の買い出しに出かけたのだろう。
ナツナは戻ってくると食卓の下準備を始め、それを終えるとシャワーを浴びた。
丹念に時間をかけて、愛おしい男に抱かれる躰を磨きあげるように。
途中、鏡の前で自慢の乳房を角度をかえ、何度も確かめるように視線を注ぐ。
満足げな微笑みを浮かべ、両手でユサリと揺れる乳肉をまさぐり始める。
「あっ、ああーん、、、タカシぃ、、、」
なぜか俺の名をよぶ声がその口から漏れていた。
これからジェイに抱かれるくせに、、、
夫を愛していることを免罪符にでもしようとしているのだろうか?
それとも待ち焦がれたジェイとのセックスのスパイスにしているのか?
クソッ、、、舌打ちしたい気分で、録画を早送りにした。
7時前にジェイはやって来た。
ナツナはメイクはしていたが、なぜかあまりセクシーさを感じさせない、清楚な人妻を意識させる服装を身につけていた。
招き入れたジェイとナツナは、アルコールを口にしながら食卓を囲んだ。
料理を褒められ、嬉しそうに微笑むナツナ。
楽しく食事を終え、後片付けを済ませるとナツナは寝室へと向かった。
全裸になり、鏡で全身をチェックすると手にしたナイティを身につけ始めた。
タカシが見たこともないセクシーなナイティだった。
黒のスケスケの艶やかな生地を突き上げるノーブラの乳房が、その乳首までもクッキリとその姿を浮かび上がらせていた。
唯一身につけた下着も黒のレースで陰毛まで透けている。
「タカシ、、、ゴメンね、、、今日だけだから、、、、ジェイとイッパイ、セックスするね、、、、ゆるして、、、愛しているわ、タカシ、、、」
呟くように言うと、その男に見せつけるための出で立ちで、ナツナはジェイのもとへと向かっていた。
つづく
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