ヤヨイから逢いたいと連絡があった。
待ち合わせの部屋に入るなり、ヤヨイがしがみついてくる。
「タカシ、逢いたかった、、、」
タカシの唇を奪い、舌を絡め貪るような口づけを交わす。
ベッドに二人で倒れ込み、もどかしそうに衣服を脱がせ合う。
タカシに抱かれるようになってから、身に着けるようになったエロい下着がたまらなく興奮させる。
「色っぽいよ、、、すごく似合ってる、、、」
「嬉しいわ、、、ああっ、今日はイッパイして、、、」
ヤヨイはいつになく初めから昂ぶっているようだった。
「何かあったのかい?」
「うん、、、昨日、、久しぶりにあの人に抱かれたの、、、」
正直、ショックを受けた。
だがそれは夫婦であるいじょう受け入れなければならないことだ。
「ゴメンね、、、でもわたし、、、やっぱりタカシがいい、、、」
濡れた瞳で見つめてくるヤヨイを全裸にして愛撫する。
豊かな胸、大きな尻、くびれたウエスト、夫との痕跡を確認するように、丹念に愛撫を続ける。
「ああっ、、、タカシ好き、、、あの人よりずっと、、、」
「痛くなかったのか?」
「うん、、、きっとタカシのおかげだよ、、、わたし、、あの人にイカされたの、、、タカシのせいだからね!」
「ヤヨイ!」
「タカシがわたしの躰を変えたの、、、だから、イッパイ責任を取ってもらうの、、、ああっ、タカシが好き、、、」
昨夜夫に愛された躰を震わせ、他の男を求める罪深さに新たな刺激を覚えていた。
今夜もきっと夫はわたしを求めてくる。
変わったわたしを知って、夫が戸惑いを感じているのがハッキリとわかった。
他の男の存在をあやしみながらも、問い質すことも出来なかった夫。
いい気味だと思った。
気分がすっきりとした。
でもまだこれからだ。
わたしはタカシに恋をしている。
タカシとイッパイ、エッチをしてもっとタカシを好きになる。
そしてあなたにも抱かれてあげる。
わたしが感じれば感じるほど夫が苦しむことをヤヨイはハッキリと感じ取っていた。
つづく
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