二人はホテルの一室にいた。
入ってすぐに抱きしめられた。
熱い視線でアズサを見つめてくる。
「俺、悔しいよ、、、アズがこんなにキレイになって、、、それにこんなに色っぽくなるなんて、、、」
サトシの言葉が嬉しかった。
夫への罪悪感は確かにある。
でもそれ以上に女としての歓びを感じてしまう。
妻としての歓び、でも今は女の歓びが欲しい。
わたし、今でもサトシが好きなんだ。
はっきりと自覚する。
夫のことは確かに愛している。
でもそれは異性を好きになることとは少し違うような気がする。
だってわたしは今、こんなに胸がドキドキしてる。
夫には感じることの出来ない感情だ。
「好きだよ、アズ、、、」
「わたしも、、、ずっとサトシが好きだった、、、」
アズサが瞳をとじる。
二人の唇が重なった。
初めは優しく重なり合っていた唇が熱を帯び始める。
サトシの舌が忍び込んでくる。
アズサは躊躇なく、すぐに応えていた。
舌が絡まり合う。
お互いを求め合って唇も一緒に貪りあう。
アズサがサトシの首に両腕を巻きつける。
ああっ、サトシの匂い、、、好き、、、サトシのことが全部好き、、、
アズサはすべてを振り切ったように舌を絡めていく。
「チュッ、、、ンンッ、、、ふぅん、、んっんっんっ、んふっ、、、んんっ、、、ん、んんっ、、、チュッ、ぁふん、、、」
長い口づけだった。
やっぱりサトシってすごく背が高い、、、
背伸びをして口づけをすることになぜか歓びを感じてしまう。
サトシに夢中になってしまいそうな自分が怖い。
「今日だけよ、、、ああっ、今だけよ、、、」
自分に言い聞かせるようにサトシの耳元で囁く。
サトシは答えずに再び唇を求めてきた。
「まって、、、シャワーを浴びたいの、、、」
少しでもキレイな躰でサトシを迎え入れたい。
お互いにシャワーを使ったあと、ベッドに躰を横たえる。
躰に巻かれたバスタオルを剥ぎ取られる。
「スゴイ、、、キレイだ、、、肌がすごく白くて、、、、アズの胸、、、こんなに大きかったんだ。」
オスのようなギラつく視線に女の躰の芯が疼く。
サトシがわたしを欲しがってる。
唇を奪われ、うなじを舌が這う。
声が漏れてしまう。
抑えることなんか出来ない。
張り詰めた乳房が尖りきった乳首ごと、サトシの大きな手のひらに嬲られる。
「はっ、あはん、、サトシ、、、感じちゃうよぉ、、、あん、ああーん、、、」
キレイに色づく大きめの乳輪と乳首に舌が絡みつく。
「アッ、ああっ、いい、、、それ好き、、、」
「こんなにデカイのに、、、スゲェ形いい、、、スゲェ、、、、クソッ、、、あのとき、、、、俺のものだったのに、、、」
きっとあのときの告白を思い出しているんだ。
悔しそうなサトシの言葉が胸に響く。
「サトシ、、、今はサトシのものだよ、、、イッパイして、、、あっあっ、あっ、サトシ、、、すごく好きだよ、、、」
「俺もだよ、、、この前会ったときから、ずっとアズとこうしたかった、、、アズにすごく逢いたくてガマン出来なかった、、、」
「わたしもだよ、、、、でもサトシが誘ってくれるなんて思ってもいなかった、、、だからすごく嬉しい、、、」
つづく
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