私は暫く吉田社長の投げたサイコロを見つめていた。
以前に下着は見られていたので脱ぐのが嫌だ、と思っている訳ではない。
いや、脱がないでいいなら脱ぎたくない。
ただ、この社長に負けたくない、と本気で思っていた自分がいて、こんな下らないゲームでも赤字になれ、と思っていたから悔しい気持ちなのだ。
吉田「ほら。いつまでも眺めていても結果は変わらないぞ。」
私はゆっくりと立ち上がる。
そして、ワンピースの裾の部分に手を伸ばし、ゆっくりと上にまくりあげた。
吉田社長の目の前で露になる、私の水色のブラジャーとショーツ。
吉田「いい眺めだねぇ。こうして、あまり人前では見せたことのない君の下着姿。本当に素晴らしい体をしているよ。」
私は、手で握りこぶしを作る。
梢「Yさん。大丈夫?」
私「うん、大丈夫。吉田社長、これが見たかった姿なんですよね?」
吉田「いいや。まだ見ていない部分がある。それを見れるかどうかは私と君の運次第だ。」
私「分かりました。」
私は床に座り、サイコロを手にした。
(5回戦目)
私はサイコロを投げる。
黒7の赤1で黒字の6だ。
すぐ続けて吉田社長がサイコロを振る。
黒4と赤6で赤字の2。
吉田社長は少し悔しそうな顔をする。
続いて梢さんがサイコロを手にして、祈るように両手で握りしめた後、サイコロを投げた。
黒7に赤8で赤字の1。
吉田社長の負けだ。しかも、赤字。残り一枚だ。
吉田社長はタンクトップとスラックスを脱いだ。
社長の残りは黒のボクサーパンツ一枚だ。
しかし、私は社長のボクサーパンツの膨らみに驚愕して思わず声が出そうになり、口を押さえた。
まだ大きくなっていないにも関わらず、あの膨らみが更に大きくなったら、恐らく大和さんのものより大きいだろう。
私が大和さんと体を合わせてから1年以上たつ。
今、あれが私を貫いたら……。
社長が驚いている私に気付いたようで
吉田「おや?驚いているみたいだね。まだもっと大きくなるぞ。なぁ、梢君?」
梢「ま、まぁ。そうですね。社長のはもっと大きくなります。」
吉田「君なんか、最初挿れた時はヨガリすぎていたからなぁ。まぁ、今でも、その可愛らしい声でヨガリまくっているが。」
梢「……………。」
梢さんは、社長の言葉を否定せずに少し目をそらしていた。
当然だと思う。
私もあの社長のモノに貫かれたら、普通でいられる自信はない。
吉田「まぁ、Y君も楽しみにしていたまえ。」
社長はいやらしい笑みを私に投げかけてきて、サイコロを手に取った。
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