私は、主寝室のベッドから起き上がり、パジャマを手にとった。
私の隣で妻は生まれたままの姿で寝息をたてている。
妻は大和さんに寝取られて以来、私との夜の生活は週に二回から、多い時は三回くらいの頻度になった。
半月に1度くらいだった以前の妻に比べれば、雲泥の差だ。
妻は、私とセックスをしない日は、家族のいない時間を見計らって、一人自分を慰めるようにもなっていて、通販でピンクローターを密かに取り寄せて使用するようにもなっていた。
私は知らないふりをしているが、ローターは下着をしまっている収納ケースの中に、ばれないようにしまっていた。
オナニーにしろ、セックスにしろ、この1年の間に妻は、たがが外れるようになり、そうなると妻は女の快感を貪欲に求める雌のようになる。
今日の妻はそんな日だったようで、昼間に二回オナニーをしていたにも関わらず、私を求めてきた。
妻の中は、私が入った瞬間にまとわりつくように締め付けてきて、こんな時の妻を相手にして、ある程度の時間逝かずに耐えるのは至難の技だった。
大和さんならば、妻を何度も絶頂に導けるのだろうが私には一回妻を逝かせるのが精一杯だ。
私はパジャマを着て、タオルと妻の濡れたショーツを手にして一階の降りた。
普段寝る時は、一階の和室で家族全員で寝ているが、セックスをする時だけは、二階の主寝室でするのが私達夫婦の暗黙のルールだった。
そんな妻でも、翌日の起床時間にはキッチリ起きて主婦の顔に戻るのだから、そのギャップの違いには驚かされるばかりだ。
そう思いながら、私はタオルとショーツを洗濯機へ放り込み、和室の布団へと入った。
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