「はぁ~、サッパリした。カッちゃん、ごめんねぇ、だいぶ待たせちゃったわね」
普段着に着替えた義母が部屋に戻ってきた。
『お義母さん、お疲れ様でした。大丈夫、全然待ってないですよ』
僕は何事もなかったのようにあくまで平常心を装う。
『昨日、新しいレオタードのデザイン案を描いてみたんで、お義母さんにも一度見てもらおうと思って』
義母が期待で目を輝かせている。
僕は鞄の中から渾身の一作を取り出し義母に見せた。
『こんな感じのは、、どうでしょう?』
僕の描いたラフ画を義母が真剣な表情で見ている。
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