大林さん。年齢は35歳くらいか。身体はとても細く、決してイケメンではない。
とてもおとなしく、それでもいつも明るい笑顔なのが、僕の母や安藤さんといったおばさん達を引き付けてしまうのだろうか。僕にはないモノである。
安藤さんとのことも調べてみたいとも思ったが、非常階段から入り込めるのは、母としていたあの部屋のみ。
安藤さんが使用したと思われる部屋は対面側にあって、こちらからでは入り込めないのだ。
土曜日の夜でした。この夜も大林さんと母がペアを組み、作業が行われていました。お昼間の仕事だった僕は、夜に向けての準備を済ませています。
今夜も、母のセックスを聞きながらのオナニーを楽しむ気マンマンなのです。
前回と同じように忍び込んだのが、午後10時過ぎ。前と同じなら、二人はまだ2時間は仕事をするものと思われます。
僕の予想はあっていました。この日も、二人は1時間くらい前には作業を終え、してる振りをしながら、いつもの部屋へと入って来たのです。
僕は全裸になり、チンポを握り締めて、隣の様子を伺います。やはりこの日も、母の喘ぐ声が部屋に響き渡りました。
僕は、母の出す声に合わせ、自分のモノを必死でシゴきます。そして、二人の挿入前に僕は果ててしまうのです。
『ハァ…、ハァ…、』と息をしていました。壁には今日も真っ白な精液が飛び、それを見て更に満足をしてしまうのです。
そして、服を着ようと後ずさりをした時、ベッドの枠に足が絡みました。その部屋のベッドにはマットがなく、枠だけのベッドに転んでしまったのです。
『ドタドタドタっ!』と物凄い音がしてしまいました。『なぁにぃ~!?』と隣の母がその音に反応をします。
小声で『となりや、誰かいる、』と二人で話す声がします。
もう時間との戦いでした。全裸の僕は服を取り、きっと、隣で服を身に付けようとしているであろう二人との時間の勝負なのです。
ズボンを履き、シャツも身に付けます。もう大きな音を立てていますが、そんなことはいってられません。逃げるしかないのです。
隣の部屋の扉が開きました。僕は、逃げようと窓から非常階段へと乗り上げました。しかし、隣の窓から誰かが僕を見ているのです。
母でした…。
母と目があったのに、僕は急いで非常階段を走ります。とにかく、このホテルから出ることが先なのです。
きっと、部屋を訪れた大林さんは目にするでしょう。壁に飛び散った精液を…。とても拭き取る時間などありませんでしたから。
その壁の向こうでは、セックスをしていた彼です。聞かれながら、ここで誰かがオナニーをしていたなど、明らかです。
そして、最も疑われるのは僕ということになります。このホテルに男性は大林以外なら、僕しかいませんから。
ホテルを熟知し、無断侵入も計画出来る人物とすれば、真っ先に僕なのです。
帰宅する車の中で、身体が震えていました。オナニーをして満足をしたことなど、もう忘れてしまっています。
ただただ、早く家へ逃げ込みたい。そんな感じでした。
深夜1時半。玄関が開きました。母の帰宅です。しかし、出迎えることなく、布団で眠り続けます。
あの時、母と目があったのに、心のどこかでは『見つかっていない…。』と否定をしようとしてしまうのです。
お風呂を済ませた母は、やはり僕の部屋を訪れました。『タカぁ~?寝てる~?』と言われ、『うん…。』と返事をします。
そんな母は、『大丈夫だから…。』とだけ言い残すと自分の部屋へと消えました。
『大丈夫だから…。』
なにが大丈夫なのでしょうか。壁の精液を拭き取ったから大丈夫なのでしょうか。それとも、大林さんに僕を見たことを言ってないのでしょうか。
母のセックスを聞きながら、オナニーした僕を気にしてないという意味でしょうか。
逆に母だって、僕に大林さんとの関係を知られたのですから、その大丈夫なのでしょうか。
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