「さおりちゃん、お母さんはどんな表情をしてたかわかるかな?」
「うん、痛そうな顔をした後は喜んでいるような顔ををしてたよ。」
「さおりちゃんはお父さんとお母さんのことを見てどう思ったの?」
「んーん、なんかね、、、おしっこするところが熱くなってこそばい感じがするの。それでそこを指で掻くとすごく変な気持ちになってふわふわした感覚になっちゃう。」
「お父さんとお母さんは仲がよかった?」
「そうは思わない。だって針でお母さんの身体を突き刺していたんだもん。」
「それでどうなったの?」
「んわぁぁぁあ、頭が割れそう、、」
一旦退行催眠を解くことにした。
「さおりちゃん、ゆっくり目を閉じてね。数字を1から10まで数えていくとすっきりとして目が醒めるからね。1、2、、、10、ゆっくり目を開けてごらん。」
「んーんっ、気持ちいい。すっきりしたぁ。あれ、私一体何をしてたのかな?」
どうやら旦那さんとのことは全く覚えていないようだった。
「あ、あなた、、なんでここにいるの?」
そういうとさおりさんはまたゆっくり眠りについた。
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