グッタリとして動かないまり子さんの様子を見て、ガラス戸の向こうにいる旦那さんを思い出す。
さりげなくガラス戸の方へ視線を向けた。少し開いていた扉がしっかりと閉まっていた。2階へと帰ったらしい。
『まり子さん?大丈夫ですか?』
『あぁ、タクちゃん。もうダメ、ハァァ。』
『僕もう帰ります。またお店に顔出します。』
『ウン、待ってるわ~』
僕は身繕いしてまだ横たわっている彼女に浴衣をかけ、まり子の家を後にする。
自宅まで細心の注意を払って帰る。
『疲れた~~。』風呂に向かった。
次はルミ子ママ編です。新スレで書きます。
※元投稿はこちら >>