12月。忘年会も増え連日呑みに出る日が続く。
12月の2週目の金曜だった。
私の上司達との忘年会。1番年齢が下の私は気を配りながら呑んでいた為酒のペースは早いものの酔うことはなかった。
予約もしていなかった為、数件回って入れた賑わうよくあるチェーン店を会場にした。
12月という事もあり席はほぼ満席。
私達が飲み始め1時間くらいした時に隣の席に入れ替わりで新規の客が来る。
マダム達の女子会のような顔触れ。
その中にTくんの母親もいた。
母親「あら、○○君。忘年会?? 」
私「はい、Tくんのお母さんは女子会ですか?」
まぁそんな感じと返事が返ってきた。
私がTくんというワードを出したのがきっかけで上司達が反応する。
上司1「TってあのT? こんな綺麗なお母さんだなんて、羨ましいなぁ。」
上司2「いや、こりゃ美人さん。旦那さんが羨ましい。」
酔っているからだろう、母親に話かけるように話す上司達。
母親はそんなことありませんよと笑い軽い会釈をし女子会の輪に入る。
この日の母親は黒のロングコート、コートの中は暖かそうなモコモコしたニットにサルエルパンツ?のような格好であった。
残念ながら身体のラインは全くわからないが、品の良い印象は変わらずあった。
6時前から呑み始め、時間は8時。そろそろ店を変えるとなり40代の上司1と30代の上司3で二次会に行く事になった。私を含む3人は家がそれなりに遠い為この面子で呑む時は代行で帰るよりビジネスホテルに泊まる事が多い。(他の2人の上司は家が近い為と嫁が怖いので結構すぐ帰る笑)
会計を済ませ、隣の席で呑んでいたTくん母親に軽く挨拶をし店を出る。
上司1「いやぁ、Tの母親あれは良いなぁ。セレブ感?笑 あんな雰囲気の女とパコパコしたいよ笑」
二軒目に向かう途中そんな話をする。
普段は真面目で厳しい上司だが酒を呑むと若干の酒癖の悪さもあった。
上司1「あの顔はなぁ、セックスしたら豹変するタイプだよ笑 そんな風に見えない人妻に限ってセックス大好きだったりするから笑」
「後は、巨乳と見た。間違いない笑 バインバイン揺れるぞぉー笑」
ペラペラと勝手に話をする上司1。私と上司3はそうですねと相槌を打ちながら話を聞いていた。
二次会は決まって上司1の下ネタ話がメインになる。
ー普段真面目な人ほど色々溜まってるんだろうな笑ー
と毎回思う私。
二次会の店で2、3杯呑んだ頃。上司1が今日は先にホテル戻るよと言い店を後にした。
私と上司3で人の愚痴や仕事の愚痴など笑い話を混ぜつつその後も1時間ほど呑んでいた。
上司3「そろそろ俺らも戻るか」
時間は23時前、ホテルに向かう。
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