>あさま
作中では今日はおしまいですが、私が眠たくなるまでは文章を書きますので笑
では、続きを、、、
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家に着いた僕は麗華さんが家に帰ってくるのを今か今かとベランダで待ち構えていた。
一台の車の音が聞こえ、耳を澄ましてみた。
麗華さんが乗るピンクのヴィッツのエンジン音だった。
だが、その姿は見えなかった。
エンジンの音が消えるのを聞いた。
バタンという扉が閉まる音が聞こえたかと思うともう一度バタンという音が聞こえてきた。
僕の心臓は急速にビートを打った。
(麗華さんの旦那さんかも、、、)
僕は一瞬たじろいだが、麗華さんの旦那さんってどんな人か一目見たいと思いベランダの柵の隙間から麗華さんの家の中の様子を伺った。
リビングに2人も人影らしきものが見えた。
1人は麗華さんだった。
もう1人は少し背の低そうな髪の毛が白くまた薄く身体も太った感じの年配の男性に見えた。
「えっ?あれが麗華さんの旦那さん?」
僕は一瞬頭の中が真っ白になり今見た男性と麗華さんとがあまりにも釣り合わないとさえ思ってしまった。
だが、その男性が麗華さんに背を向けると彼女は彼が着ていた背広に手をかけて脱がせていた。
僕はあまりにもショックを受けて部屋の中に戻った。
まさか、、、あんなおじいさんと呼べるほどの年配の方が麗華さんの旦那さんだなんて、、、
現実を受け止めようと思っても頭がそれを拒否していた。
僕はベッドに入りこの悪夢を振り払うかのように眠りについた。
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