「どう? おいしい?」
「ハイ、女王様の乳首おいしいです。」
「ううっ、あたしも気持ちいいぞ、さ、左も舐めなさい。」
「ああ、左の乳首もおいしい。」
「よし、じゃあ跪いてあたしを見上げなさい。」
「ハイ、女王様。」
「口を大きく開けなさい。」
「ああああー」
「さ、ヨダレを垂らすぞ、全部飲み込むのだぞ」
「はい・・・あああーおいしいです。女王様のヨダレがおいしい」
「よし、ご褒美にお前のチンコを舐めてやる。嬉しいか?」
「はい、嬉しいです。」
「さあ、床に寝ろ。」再びピシッという鞭の音、今度は床を叩いているのか。
口で肉棒をすする音、黒岩が時々気持ちよさそうに呻いている。
「もう逝きそうか?」と里奈。
「はい、もう我慢の限界です。」と黒岩。
「だらしないぞ、豚野郎!」 また鞭が肉を打つ音とともに里奈の声。
健二は自分の妻の豹変ぶりが信じられなかった。一体自分が妻の里奈だと思っていたのは
誰だったのか。有名政治家の黒岩がサディスティックな女王に変身した妻に性の奴隷に
されているのである。
精神的に相当にきつくなって健二は再生を止めると、寝室に行って里奈の横に座り、
妻の寝顔をじっと見つめた。こんなに身近にいながら、妻は健二の手の届かない
遠くに行ってしまったような気がした。明日もう一度録音を聴きなおすことにして、
妻の肩に顔をあて、昨夜までとは少し違う妻の匂いを嗅ぎながら、健二は眠ったのだった。
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