熟事務員 Ⅲ ⑤
プレイボーイだのの 週刊何とかのグラビアを見ては ドキドキしていた 中学に上がる頃。
漫画と車の雑誌に 何とか投稿なんて雑誌を挟んで 他の客が居なくなるのを待って レジに行ってた俺の世代とは 何だか別の人種の様にさえ思えてくる。
俺が20代半ばの頃は あんな受け答えは 恥ずかしくて とても出来なかった。
そんな事を思い出しながら 冷蔵庫を開けた。
悦子
「チョッと待って俊くん。」
と、悦ちゃんが追いかけてきた。
「あれ、ブランデー、飲みたいんだって しずちゃん。」
「いい?」
俺
「あぁ、いいよ。」と、冷蔵庫を閉めた。
「だけど ピザにブランデー?」
「ヘネシーも良いけど、こっちも飲ませてみよっか?」
と、股間を指差してみたら、『ばぁか』と、あしらわれて しまった。
で、俺は 悦ちゃんの背中にまわって
「それとも こっち 飲ませてみる?」
と、スカートのスリットから手を入れて、[おマタ]を まさぐってみた。
湿ったり 乾いたり、を何度も繰り返したのだろう?、今もジットリと湿ってはいるが、朝よりも 気持ちゴワゴワしてる気がした。
また悦ちゃんに『ばぁか』と、あしらわれる ものだと思っていたら、いささか反応が違った。
俺
「ほらッ、もう こんなん なっちゃってんじゃん。」
「我慢できんの?、こんなんで。」
と、中指を強く押し付け ツンツンと中心を狙った。
悦子
「ダメだってぇ。」
「そんなに したら。」
と、腰を震わせ 今にも崩れそうだった。
俺
「どっち?。どっち飲ませる?」
と、繰り返し指を動かした。
悦子
「ダメ。」
「立ってらんなく なるから。」
と、言いながら戸棚からグラス出してをトレーに乗せていると
「悦子さん?、何 飲ませてくれるんですかぁ?」
と、しずちゃんの声がした。
そのトレーを持って戻った俺が
「ん?、俺の汁。」
「飲ませてみたいなぁ。って」
しずちゃん
「そんなぁ。」
「悦子さんに怒られますヨ。」
「今 見えないとこで 変なこと してたくせに。」
俺
「俺と悦ちゃんが 何かしちゃおかしい?」
「しずちゃんだって 悦ちゃんとは しょっちゅう チュウ してんのに?」
しずちゃん
「なんで知ってんですか?」
「あッ、悦子さぁん。」
そこに、氷とミネラルウォーターを持った悦ちゃんが戻ってきて。
「だから、ダメって言ったのにぃ、俊くんたらぁ。バレてんじゃないの!」
しずちゃん
「えッ、ホントにぃ?。ホントに してたんですか?」
悦子
「なに言ってんの、冗談よ。」
「『チュウ』の事はね、色々とね、相談してたの、貴女のこと。で、ついね。」
俺
「そ。」
「でさ、『だんだん長くなってきてる』って 悦ちゃんが言うからさ、『次の展開期待してんじゃないの? この次は舌入れてみたら?』って。」
しずちゃん
「そぅなんですよ。私も どこで クチ開いて良いか分かんなくてぇ(笑)」
俺
「ほらね!、言ったとおりだったでしょ?」
しずちゃん
「そんな訳ないじゃないですかぁ。」
「つい、甘えたくなっちゃって。」
「それだけですってぇ。」
俺
「ホントかなぁ?」
「でも 悦ちゃんは期待してる みたいだったよ。」
「ねッ(悦ちゃん)。」
悦子
「もぉお!ホントに あんた達ときたら。」
「ほらッ、飲んでみたいんでしょ?」
と、ヘネシーのボトルをガラステーブルの上に 無造作に置いた。
テーブルかボトルか?、どっちかが割れんじゃないかと ヒヤッとした。
悦子
「ねぇねぇ俊くん?、昔 『ブランデー、水で割ったらアメリカン』なんてCMがあったの知ってる?」
俺
「なんとなく。ボンヤリですけど。」
「V.S.O.Pでしたっけ?、『ベリー スペシャル ワンパターン』とかって。違いましたっけ?」
悦子
「あぁ、そんなのも有ったかも。」
「で、しずちゃんは? どぉすんの?」
「アメリカンにする?」
しずちゃん
「いえ、氷だけで いいです。」
悦子
「普通さぁ、男の人に『そんな薄いの どうすんだ?』とか言われてさぁ、『そんなに酔わせて どぅするつもりですか?』とかって言うんじゃないの?」
「ホントにこの子ったら!」
「良いのね?ロックで。」
しずちゃん
「はい。」
「酔っ払っちゃったら どうにでも して下さいね。」
「…良かったですか?、こんなん(返し)でも。」
悦子
「はいはい。」
「どうにかしてあげるわ、俊くんと2人がかりでね。」
「はい、どぅぞ。俊くんも」
と、俺としずちゃんにヘネシーを差し出してくれた。
俺
「え?、悦ちゃんは?、いいの?」
悦子
「えぇッ!、私 酔わせて どうするつもり?(笑)」
「なんてね、私は いいわ、ビールで。最近あまりチャンポンしない事にしてんのよ。」
「遠慮なく どぅぞ。」
しずちゃん
「でも、何で話しちゃったんですか?、おやすみのチュウ。」
「恥ずかしいじゃないですかぁ。」
悦子
「あらッ!、私が クチ軽いの知らなかったの?」
しずちゃん
「これ、美味しいですね!、お代わり いいですか?」
悦子
「チョッと あんたぁ (ペース)早くない?」
しずちゃん
「だって、酔っ払ったら どぅにかして くれるんですよね?、だったら良いじゃないですかぁ。」
「悦子さんが ばらしちゃうからですよ。恥ずかしくって。」
悦子
「私もクチ固い方じゃないけどさ、気を付けなさい。『俺のクチとチンチンは羽毛より軽い』って人が居るから。ここに。」
俺
「悦ちゃん!、俺 チンチンも とまでは言ってねぇだろ!」
悦子
「あれ?、そうだっけ?」
しずちゃん
「クチは軽いけど チンチンは硬い。とか?」
「んな訳ないか?」
俺
「失礼だなぁ、試してみるかぁ?」
と、さっきの様に また立ち上がり ベルトに手をかけた。
悦子
「チョッとぉ、俊くん。」
「この子には まだ早いわよ。勿体ない。」
しずちゃん
「そんなに…。なんですか?、気になりますよぉ。」
悦子
「ダぁメ。」
俺
「なんだかさ、のっけから 下ネタばっかだね、ずっと。」
悦子
「ホントね(笑)」
しずちゃん
「悦子さんが…。あッ、お代わり下さい。」
悦子
「だから、早いって。」
しずちゃん
「だって 美味しいんですもん!」
悦子(グラスを手渡し)
「で?、私が何だって?」
しずちゃん
「やっぱり 大きいですよ 左だけ。」
「気になっちゃって 気になっちゃって。」
「なんでですかぁ?、俊さんが 左たげ攻める とか?」
「んな訳ないか?、それだけじゃ大きくならないですもんね?」
悦子
「『んな訳ないか』って、さては あんた、攻められた事あんのね?片方だけ、集中的に。そぅでしょ?」
この2人の下ネタは いつまで続くのか?
悦ちゃんの乳首の秘密を 無性にバラしたくなってきた。
きっと悦ちゃんは、恥ずかしそうに 狼狽えるんだろう?
が、しずちゃんは どぅなんだろう?。
ビックリするのか?、それとも 羨ましがる のか?。
2人の反応を見てみたくて仕方ない。
さて どぅするか?。
きっかけ は?。
しずちゃんを酔わすのが 手っ取り早そうだが、先刻から 結構 飲んでいる、そんなに(酒)強いんか こいつは?、などと考えてみても 結局『酔わす』ぐらいしか 思い浮かばない。
そられなら いっそ 俺が 酔ったふり してみるか?。
俺
「悦ちゃん ゴメン。」
「俺も お代わり貰っていい?」
悦子
「大丈夫?、帰り。」
俺
「しずちゃんに 『試して』もらうまでは、帰れらねぇさ。ねッ、しずちゃん。」
と、お代わりをもらった。
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