当日になりました
朝早く、旦那さんは仕事に行きました
朝からメールで、ワクワクのドキドキな幸恵
保育園に預け、1度帰宅して家事を済ませる
男性からメールが着たが、同じように楽しみですと共感した内容でした
待ち合わせ場所
車の色、ナンバーを頼りに探すと ありました
男性も気が付いたらしく降りて挨拶を
幸恵は思った
やっぱりメールと同じ、優しい感じで少し好みなガッチリ体型
急に恥ずかしくなった幸恵は挨拶して車に
お互い初めての顔合わせです
幸恵は恥ずかしいから、ややうつ向き加減
すると男性から「良かったら、飲み物を」
コンビニ袋に、お茶、紅茶、コーヒーが
持参してない幸恵は、感動していた
(なんて、気がきくの?うちなら、旦那から買って来て…)
車は走り始めた
緊張もあった、私を見て嫌なのか…様々な事を思ったが、男性から話しかけてくれた
沈黙しない男性
ずっと話しかけてくれて、笑ったりも
ドライブしながら、盛り上がる話題もありました
それに、とにかく優しい男性
田舎だと聞いた男性は、どんな感じかと聞かれて話してました
観光地に着きました
すると「あの…手を繋いでも」
ビックリした
旦那さんと出掛けても手は繋がない
不思議と返事をした幸恵
手を繋いで、ドキドキが止まらない幸恵
ストレス…最初から消えていた
アウトレットモール、結構な人がいる
手を繋いで歩くだけでも凄い高鳴りです
しかも幸恵のペースに合わせる男性
(えっ?こんな優しいんだ…)
自然と笑みも出た
それに、手を離した後 再び繋ぐのに 戸惑いは無かった
一緒に見て歩いて、食べてました
駐車場に戻ると、旦那さんからメール
やはり飲んで帰るから夕食は、いらない…
思わず、口に出して愚痴った幸恵
男性は気になって聞く
すると男性から「今日って、お泊まり保育で夫婦2人だけなのに、飲みに行くの?」
そして「僕なら、2人だけだから外食したいかな?ちょっとウロウロして~」
同じ気持ちだった幸恵
転勤になってから、飲みに行く回数が増えた
育児や家事は任せたまま 休みは昼まで寝て、起きたら「お腹空いた…」
いつの間にか愚痴ってました
遅くまで一緒だと、思ってない幸恵
ポツリと「夕食1人か…」
そしたら男性から「良かったら、一緒に食べる?僕は大丈夫だよ?」
幸恵は喜んだ
車は走ってます
運転しながら「後でメールしたら?友達と食べるって」
なんでしょう…男性の言われた通りに従う幸恵
まだ昼間です
そして「あのさ、手を繋いでいいかな?安全運転するから」
交通量の少ない道路
信号も次第に少なくなります
男性の左手と、幸恵の右手は握りしめていた
とにかく優しい男性に、少しずつひかれ始めた
気になって質問しても、即答する
しかも信号待ちでは、財布から免許証を出して渡す
住所、氏名、年齢がわかります
男性は×1独身でした
全てを教えてくれた男性に幸恵も教えた
そして到着した展望台駐車場
降りても手を繋いでます 昼間だから、夜景は見えないですが綺麗
いつの間にか、手は繋いでますが身を寄せてました
幸恵の男性経験は、旦那さん1人だけ
イチャイチャなデートすらなく結婚し出産
すると「ちょっと目を閉じて…」
何だろう…言われた通り目を閉じた
そしたらでした
軽くですが、キスをされた
思わず驚いた幸恵に男性は謝ります
旦那さん以外の男性
動揺が隠せない
そんな幸恵に「もしかしたら、嫌いになった?嫌なら、送るけど…あまりにも素敵だからキスしたくなったんだよ」
これまで凄い楽しかった 初めてばかり、いつの間にか自然に手を繋いで
沢山の愚痴も聞いてくれて、免許証も
嫌がる=もう、会えないのかも
また会いたい…幸恵の頭に浮かんだ
そして、嫌じゃなく驚いたと返事した
それでも謝る男性
「一緒にいて、楽しいし好きだから…」
好きだから…
しばらく旦那さんには言わない言葉にドキッとした
「僕の事、嫌い?」
こんな事を言われた幸恵
少し考え言った
「私も、好きです」
そして「私みたいなので、いいんでしか?」
幸恵は田舎者、自ら綺麗だとか可愛いだとか思った事がなく
逆を思っていた
理由は、お見合いは何度も話だけ
写真見て、断れたからでした
思わず言った「好き」に真っ赤になった
再び笑顔になる男性、またキスをしてきた
幸恵は「恥ずかしい…」
誰もいないが、思わず話すと「じゃ2人きりなら、もっとキスしていいかな?」
まさか、ホテルとは思わない幸恵
軽く返事した
※元投稿はこちら >>