「こんなものを擦り付けるなんて 気持ち良いの?」
「最高に興奮してるよ」
浴室に備え付けられたモニターは午前十時に差し掛かることを示していた いつの間にか大きな一枚ガラスには雨粒が滴っていた 外は冷たい雨だが、二人は熱く狂っていた
誰にも注目を浴びないモニターにはAVが映され、二十歳そこそこの娘がもっとこちらを見てくれと言わんばかりに、あざとい自慰を必死に見せつけている
肉棒は最高潮に屹立していた 由美が耳元で囁く
「お尻、してあげようか?」
返事を待たずに先程まで排泄物にまみれた肉棒を擦り上げていた手指が、自分の背後に回り込む
やはり豊満な身体であるからだろうか 真っ先に年齢が出がちな指だが、皺は少なく柔らかい
普段はパートで事務をしているせいか、身だしなみは小綺麗にしている 派手では無いものの肩口で切り揃えられた髪は栗色に染め上げられ、件の指先にはパールピンクのグラデーションがかったネイルが施されていた
可愛らしく、美しい指先は今や自らの排泄物をすくい上げて肉棒を握り締め、指間からは焼きたてのフォンダンショコラの様にドロリと排泄物が零れ落ちている
不意に指先が雄穴を捉えた
由美の表情に、僅かに悪戯ぽい笑みが映し出されると、一気に中指を埋めてきた
「!」
声にならない声を出しながら 気がつけば自分は四つん這いになり 指元まで埋まった雄穴の感覚に酔っていた
先程まで自らの肛門を陵辱され、目の前で排泄させられる辱しめを受けていた由美だが すっかりと立場が逆転していた
「ウフフ、本当に変態なのね」
由美の目の奥に、狂気じみた微かな光が反射した
ああ、同じだ あの時自分を玩具として扱った、あの女性達と同じ目だ
「もっと奥に欲しいよ」
自分ははしたなくも由美に懇願しながら腰を動かし、雄穴の快楽に身悶えていた
続く
※元投稿はこちら >>