「16」
「あんっ! あんっ! ああぅっ・・。あっ・・。あ・・いいっ・・!」
男は腰を振りながら,両手で智子の豊乳を堪能している。男のゴツイ指が胸にめり込み,時折ビンビンに張った乳首をギュッと掴む。しかもそのまま舌で背中を舐め上げている。部屋の奥を向いているため智子の表情を確認することはできないが,男の巧みな性技に溺れていることは容易に想像できた。普段の夫婦間のセックスでは聞いたことの無いような甘い声を智子があげている。先ほどまでとは違い,男が避妊具を着けているという安心感もあるせいであろう。そしてこの部屋中に充満するアロマの香りと,セックスの前に飲んだという薬の効果。あの貞淑な妻がこんな姿をさらしてしまうのも仕方のないことかもしれなかった。
「あっ!! だめっ!! い・・イッちゃう・・。あぁっ!! い,いや・・待って! ああぁ~~ん!!」
「どうだ? 後ろから突くほうが痛くないだろ? どこが気持ちいいか言ってみろ」
男が狂ったように腰を振りだした。先ほどまでの智子の身体を気遣うような優しいピストンではなく,膣ヒダと膣奥の感触を欲望のまま貪るような激しいピストンだった。
「い・・,痛くないです・・。奥・・。奥がすごく・・ああぁっ!! あぁっ! ああぁ~~~~!!!」
智子は顔を枕に埋め,豊満なヒップを男に差し出したまま絶頂を迎えた。ビクンッビクンッと身体が震えている。これが智子の人生で三度目の膣で感じた絶頂であった。二度目は先ほど聡史が裕美を抱いている間に迎えていた。
「よし・・。そろそろ俺も二発目を出してやるぞ。いいな? 奥のほうでタップリと飲み込むんだぞ・・」
男はそう言うと,膝立ちのまま腰を引いて肉棒を抜いた。その様子を隙間から見ていた聡史は嫌な予感がした。
(ま・・まさか・・)
その予感は的中した。男は薄い避妊具に指をかけるとゆっくりと外しにかかる。智子はというと絶頂後の余韻に浸っており,枕に顔を埋めたまま荒い呼吸をしていて男の行為に気づいていない。男は音をなるべく立てないよう避妊具を外すと,それを智子の背中に乗せた。そして,むき出しになった生の肉棒を智子の尻に近づけていく。
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