「13」
「ううっ! だ,だめだっ! 出すぞ!! なあ,いいだろ?」
限界が近いのか,男が焦ったように智子に膣内射精の許可を求めてくる。智子は男の目を数秒間見つめた後,ゆっくりと目を閉じた。顔を赤らめ恥ずかしながら少しコックリと頷いたようにも見えた。
「へへ・・。よ~し・・。お前もイカせてやるからな・・。旦那とじゃ膣でイッたこと無いんだろ? 俺が初めての男になってやるよ・・」
男はそう言うと,強引に智子の口にキスをした。当然のように嫌がる智子だったが,下半身を襲う強い快感に酔いしれてしまい,男が流し込んでくる大量の唾液を飲下してしまう。舌を出せと男に言われた智子は素直に従い,濃厚なキスを交わす。それに合わせて,男の腰使いが徐々にスピードを増す。先ほど見つけた膣の最奥にある快感スポットをひたすら突き上げる。
「んっ! んぐぅ~~!! んっ・・んんん~~~!!!」
口をふさがれたままの智子は男の持続力に感嘆していた。先ほど射精すると言ったにも関わらず,もう十分近く経過している。
(なんで・・。なんであの人とこんなに違うの・・。あぁ・・。あなた・・。ごめんなさい・・。もう,わたし・・うあぁっ!!)
その瞬間は突然やってきた。目の前が白くなり,まさに天にも昇る気持ちだった。それは智子が二十九歳で初めて体験する膣での絶頂だった。
「あっ! あああぁ~~~~~!!!!」
智子がひときわ甲高い声をあげると膣内は痙攣を始め,男の太い肉棒をこれでもかと締め付ける。
「智子っ! いいか? もうお前は俺のもんだっ。これからたっぷり種付けして妊娠させてやるからな! と・・,智子・・。智子ぉ~~~!!!」
男は正常位の体勢のまま智子の背中に両手を回し,これでもかと密着してそう叫ぶと,射精する寸前にチラッとドアのほうを見た。聡史は一瞬目が合ったような気がしたが,それと同時に裕美の手の中へと白濁した精子を放出していた。
(あぁ・・,や・・,やめろ~~~!!)
男は明らかにこちらを見ていた。ニンマリとした表情のまま,妻の体内に射精を開始したのである。
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