「12」
「よ~し。奥を突いてやるからな。そろそろ感じるはずだ」
男がゆっくりと腰を進め最奥まで到達したところで,子宮口と肉棒の先端がクチュクチュと交わりを繰り返す。さらに先端を子宮口から外し,その周りを丹念にこねくり回す。男はさらに指二本を智子の下腹部にあて,グッ,グッと押し下げる。どうやら智子が一番感じるポイントを探っているようであった。
「うっ!? ああぁっ・・!! そ・・,そこ・・。あんっ! い・・,いいっ・・!」
「ここか・・。感じるだろ? たまんねぇだろうが?」
それはクリトリスで得られる快感の比では無かった。肉棒の先端がそこをじっくりと突き始めると,智子の身体がビクンッビクンッと跳ね上がる。智子の両足はいつの間にか男の腰に回され,より深い挿入を求めるかのように,男の腰を太ももでギュッと挟み込む。
「あんっ!! あああっ! いいっ!! いいっ!! すごいぃ~~~!!」
智子の喘ぎ声が徐々に大きくなってきたところで,男は智子の顔からアイマスクをむしり取った。ようやく視界が開いた智子と男はお互いにじっくりと目を合わせいる。男の目は,まさに今からこの身体の奥に自分の種をぶちまけてやるというギラギラした欲望をはらんでいた。それを敏感に察知した智子は,思わず顔を横に向ける。
「中出しは嫌か?」
それを見た男は,智子に問いかける。
「しゅ・・,主人に申し訳なくて・・」
その言葉を扉の隙間から聞いた夫である聡史は当然嬉しかったのだが,妻が他人の男の精子を受け入れるのを見てみたいという気持ちも強かった。ここまで見ている間に,隣の裕美が聡史のズボンを下げ,生の肉棒をゆっくりとしごいていた。裕美の手つきは素晴らしく,聡史にも射精が近づいていた。
「なあ・・。痙攣した穴に精子ぶちまけられたことあるか? たまんねぇらしいぜ。いいだろ? 俺がその味教えてやるからよ・・」
男の説得で,徐々に受け入れようとする妻が目の前にいる。
(あぁ・・。智子・・。それだけは・・。それだけは拒否してくれ・・。頼む・・)
聡史は最後まで自分の妻を信じていた。智子は昔からとにかく膣内射精だけは許してくれなかった。ニュースや近所などで「できちゃった婚」の話を聞くと,計画性が無いなんて信じられないと日頃から口にしていた。そんな妻がまさか・・。
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