~~~~~~~~~~失策~~~~~~~~~~~~~~~
私はもう心配ないと猛に話したくてしかたなかった。
パートが終わり車に乗り込むと、車内から猛に電話をした。
「はぁ?なんだよ、電話なんかすんなよ」
「タケルー。あのねー。もう大丈夫だよ、水谷さん誰にも言わないから」
「は?ダメだって、わかんないよそんなの!次見られたら絶対言われるって」
「ううん。絶対大丈夫!」
「何オマエ、なんかしたのか?」
「んー内緒。」
「いや、もう暫くダメだって」
「お金渡した」
「はぁ?ふざけんなよ!オマエ、それただ取られただけだって」
「近所の人がそんな事するわけないじゃん」
「はぁ……とりあえず仕事中だからまたな」
私は猛が安心して喜んでくれるかと期待したのにちょっとガッカリでした。
その晩、私が寝室に入って化粧水をペタペタと塗っているとLINEの着信か鳴った。
タケルからだと思いすぐに開いた。
〈オマエ、あの男とヤッたみたいだな!〉
え…………
私は固まった。
〈今日帰ったら偶然、水谷さんと話してたら、俺も山之内さんとヤッたよって言ってたぞ〉
え…なんで?……
なんでそんな事言っちゃうんだろ…
私は震えながらなんて返そうか考えていると猛は完全にキレていました。
〈あんな男とヤリあがって、俺は知ってるヤツに自分の女がヤラれるのだけはゼッテー許せねーから、オマエとはもう無理だわ、今仕事が忙しいから時間できたら旅行でもとか考えてたのに、もうオマエとは会いたくないわ〉
〈ごめんなさい、もう絶対にこんな事しないから今回だけは許して下さい〉
それから猛の返事が返ってくる事はありませんでした。
あんな汚ない男に犯されるみたいな事されても我慢したのに…
なんでよ…
私は次の日もその次の日も猛にメッセージを何度も送り続けましたが一切返事は来ません。
私は猛との関係が切れ、5万円を渡した上に、ただであんな男に半ばレイプみたいに犯された事が許せませんでした。
せめて慰謝料で和解と言う形でもとらないと私ただヤラれ損だと思いました。
私は慰謝料で和解をしようと水谷のいる時間と自分の休みが合う日を見つけて向かいの家を訪問しました。
水谷との時間を合わせるまでに時間がかかり、あれから2週間が経っていた。
あんな事をされた人の家にまた行くと思うだけで体が固まりました。
インターホンを押す指の震え方が異常でした。
私は深呼吸を1回して思いきってインターホンを押しました。
ピンポーン...ピンポーン
「どーぞー」
と水谷の声に私は震えた手でドアを開けた。
「あー未音ちゃんだったかーこの間はどーもねー」
はぁ?未音ちゃん?
どーもねー?
はぁ??
ハラワタが煮え繰り返りそうなくらいムカつきました。
それでもこの部落では長い付き合いをするご近所さん、私は怒りを抑えて笑顔を作りました。
あんな事をしたんだから水谷も多少は罪悪感を感じてるはずだし、ちゃんと話せば了承してくれるはずと私は落ち着いて話し始めました。
「いいえー私の方こそ、お隣さんと逢い引きなんてした事を反省しまして、お相手ともお話しして気持ちを改めました。」
「あーそうなんだぁ俺、口固てーから続げでも大丈夫なのになー」
いちいち言葉にムカつきます。
そして私はここからだと更に笑顔を作りながら
本題に、切り込んだ。
「水谷さんとも、あんな事があり、お互いわだかまりを作くらずに今後もいいお付き合いさせて頂くには、あの時の私への行為がどうしても傷になってしまって…」
と話し終わる前に水谷が言葉を被せてきた。
「何?慰謝料くれってか?」
水谷は鼻でフッと笑った。
「お互いその方がリセットできるのでは……」
「かぁーオマエそれで帳尻合わせられっと思ってきたーの?」
と急に水谷は笑いながらポケットからスマホを取り出し画面をいじり始めた。
私は何を言ってるのかわかりませんでした。
すると
「ほらぁーどうだーこれ」
水谷は私の目の前にスマホの画面を向けてきた。
えっ!!
私は呼吸が止まりました。
そこには猛に撮影された私と猛がしてる動画が流れていた。
でも喘ぎ声以外は顔も映ってないし私とは断定できない動画でした。
「ほらぁーこれはぁー」
更に水谷は動画をスライドさせ、次は私が足を開いた陰部の接写で自らの指で大陰唇を広げながら「私のグチョグチョのオマンコにオチンポを入れて下さい」と言ってる動画でした。
確かに猛に撮られた動画で初めてみたけど恥ずかしすぎて顔が熱くなりました。
それでも声だけ。
断定はできません。
「私ではありません」
「えーそう?未音ちゃんだと思うけどなー」
未音ちゃんてやめて!むしずが走る。
更に水谷は
「違うならネットに載せちゃっても大丈夫か、俺、未音ちゃんだと思ったから載せねーでいだけど大丈夫だな」
「!!!」
私はなんて言えばいいか少し考えて
「私ではありませんけど、私と誤解されて噂になるのは困るのでやめて下さい」
「別に未音ちゃんだっつって載せねーから、ただ俺のお気に入り動画を載せてバズらせてーだけだからよぉ」
なんて汚ない男なんだろ。
こんな人と近所付き合いなんてできるわけないよ…
私はこれ以上足元を見られて利用されたくないと思いました。
動画は私と断定は不可能だからと思い
「そう言うつもりならどうぞ、私ではないので何も心配ありません、すいませんこれ以上は特にお話はないので、私はこれで失礼します。突然お邪魔してしまいすいませんでした。」
と私は戻ってしまいました。
あんな強気で言ったものの、本心はネットにUpされたらどうしようと心配でしかたありませんでした。
旦那がもし見たら私ってわかっちゃうかも…
そう考えだしたら不安で仕方なく、毎日ソワソワしていました。
その前にあの動画…
まさか猛…
私はLINEを開き、久しぶりに猛にLINEをした。
〈私としてる動画どうしたの?〉
暫くすると返事がきた
〈消した〉
何?もっとちゃんと話せないの?
〈水谷さんが動画持ってたんだけど〉
〈しらねーよ〉
〈見せた事ないの?〉
〈あるわけねーだろ〉
じゃあなんで持ってるのよ…
私はどうなってるのか全然わかりません。
それからの私は寝室に入ると前に猛が投稿してたマンnet@の投稿動画を毎日のように確認してました。
それだけではありません、インスタ、Xに、有名なアダルトサイトをネットで調べて毎晩何ヵ所も投稿動画をチェックする生活が続いていました。
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