たくやはベッドの上で細かく痙攣しているみさきを満足げに見下ろし、
独房を出た。
共有部屋に戻ると、壁のタイマーを確認する。
あれだけ激しくセックスをしたのに、やはり数分しか経っていなかった。
「俺はみさきに入ってきました」
呼吸を整えながら、静かにこうたに告げた。
しかしこうたには、
たくやの身体から漂う淫猥な空気がはっきりと伝わっていた。
直ぐてんしの明るい声が共有部屋に響き渡る。
【たくやくんお疲れ様〜♪
たくやくんがあんなドSだなんて、ギャップ萌えだよね〜♡】
その言葉に、たくやの顔が強張った。
【ではでは発表しますね〜♪
たくやくんが抱いた女の子は……
痴女ではありませんでした〜笑 残念!
たくやくんも色々考えたみたいだけど、蝶々3匹没収でーす♪】
たくやは少し残念そうな表情を見せたが、すぐに安堵の色を浮かべた。
「ある意味、当たらなくて良かったです。
次はこうたさんですね」
少し強張った表情で、こうたにそう告げた。
「それとさっきてんしが話してたのは……」
たくやの言葉を遮るように、こうたが言った。
「ここに入る人間は、性欲に負けたって最初にてんしが言ってただろ?
ある程度はわかってるから、気にするな」
そう言いながら、こうたは独房へ続く扉を鋭い目つきで睨んでいた。
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