27日目(火曜日)
ユキは徐々に以前の我儘で自己中な自分を取り戻しつつあった。
なぜなら相田から受けた仕打ちや、晒してしまった痴態は
「私が望んでした事では無く、相田に嵌められたから。私は被害者だ。」と思う事で割り切れたからだ。
そして、当然相田への憎しみは強く、復讐を誓っていた。
だが、相田にはかなりの数の弱みを握られていたし、謎の協力者の存在もあった。
謎の協力者の影は不気味だし、気になってしょうがない。
ユキは協力者の事をクリアにする事が急務であると考えた。
だからサオリを使って情報収集したり、警察署にも連絡をした。
だが、これだけではあっという間にに1週間が過ぎて、また週末に陵辱されてしまうかもしれない。
ユキは並行作業で、早く相田を潰す事も考えた。
ハニートラップを仕掛けて弱みを握る?
上野の時のようにミスを捏造して失脚させる?
ユキはあらゆる手を考えたが、そもそも相田はこの先どうなってもいいと言う覚悟でユキを虐めている事と、協力者がいる事など、様々な理由でこれらの策は意味など無く、返って逆効果だと思い諦めた。
ユキは相田に為す術なく、いい様にされているのが我慢できないくらい悔しく、許せなかった。
そもそもはユキがイタズラに人を見下したり、虐めたりしなければこんな事にはなっていなかったのだが、
ユキは自分が悪いなどという考えは一切無く、全て他人が悪いという思考だった。
仕事中もユキは苛立ちながら作戦を練っていた。
ふとスマホが鳴った。相田からだ。
「仕事お疲れ様。明日の夜、××駅に19時に来てね。」
「ユキさんにチャンスをあげるよ。もし僕に勝てたら、君の言う事を聞く。でも、もし負けた時は今週の土日に今まで体験した事より、もっと酷い事を用意してるからね。」
ユキは恐怖で首元がゾワッとした。
急遽の呼び出しは、ユキが相田を嵌める為に、画策しているのを知っているかのように感じた。
そして、チャンスを与えるという餌。
疑心暗鬼ではあるものの、相田は嘘はつかないだろうと、根拠は無いが思った。
だから、勝負に勝てばLINEの通り、相田に地獄を見せることが出来るかもしれない。
以前、相田に完膚無きまでにボロ負けした事も、時が経ってだいぶ薄れていたユキは、相田に鬱憤を晴らしたい気持ちが溢れ出ていた。
「勝ったら絶対言う事聞くんだよな?」
ユキはLINEを送った。
すぐに返事が来た。
「もちろん。僕に心身共にボロボロにされて、イライラしてるかなって思ってさ。」
「まぁ、ユキさんが変態マゾ豚だって自覚出来るまで虐めるつもりだけど笑。」
「僕も鬼じゃないから、最後のチャンスをあげるよ。」
ユキは相田の煽るような内容にブチ切れそうだったが、「分かった」とだけ返信した。
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上野とサオリは今日も仕事終わりに一緒に帰った。
駅に着くとトイレでノーブラノーパンになり、満員電車に乗った。
そして、待っていましたと言わんばかりの大勢の手に身体中を陵辱された。
上野とサオリは痴漢達に変態だと認識されていた。
だから、いつもの駅で囲まれるように無理やり降ろされ、そのまま公園につれて行かれた。
そして、気が済むまで犯され続けた。
2人は何度も絶頂した。
犯され尽くした後は決まってサオリの部屋に戻り、一緒にシャワーを浴び2人で慰め合うかのようにお互いの身体を愛し合った。
疲れ果てて眠る上野をサオリは愛おしそうに見つめた。
(、、、楽しみだね。)
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