妊娠はしてないだろうな・・・
そんな風に思っていた。
根拠はない。
けれど俺以外の男が、母を妊娠させる・・・
そんな想像には現実味を感じなかった。
「・・・次の危険日には、俺としようか」
「うん、して・・・いっぱいして・・・妊娠させて・・・」
「朝から出かけて・・・夜までやりまくろう・・・」
「うれしい・・・いっぱいして・・・絶対に妊娠させてね・・・」
「俺なら、絶対に妊娠させられるよ」
「うん、そう、そうね、絶対そうよ・・・絶対に妊娠させてくれる・・・」
母は悦び、感謝しながら腰を振った。
母は、ウキウキしながら次の生理を待ち望んだ。
妊娠しているかもしれない不安など、微塵も感じていないようだった。
次の危険日に孕ませてもらえる・・・それだけを考え悦んでいた。
父から「何かあったの?」と聞かれるほど、幸せそうに日々を過ごしていた。
けれど・・・予定日を3日過ぎても、母の生理はこなかった。
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