家に帰ると、また隠れるように浴室に入った。
また弟が様子を伺いに来たが、先日よりも早く脱衣所から出ていった。
シャワーの湯気が体を撫でた。
それだけで、身体中にこびりついた精液が臭いを取り戻した。
広くない浴室に、精液の匂いが充満する。
心に恐怖が蘇ってくる。
そしてまた、ゾクッと興奮が湧き上がった。
私はシャワーの流れが体に当たらないよう、洗い流してしまわないように気をつけながら、乳房に張り付いてカピカピになった精液を指先で撫でた。
太ももで、乳房で、顔で、精液がゆっくりと湿っていく。
カサカサだった感触が、しだいにネットリとしていった。
指を舐めると精液の味がした。
長い時間をかけ、ゆっくりと全部を舐めていった。
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