「きゃっ!、、な、直樹、、何するのよ」
掴まれた手を払いのけようとするが、、全く歯が立たない。
ほんの数年前まではこんなことはなかったのに。
「姉ちゃんのせいでオレまで転校だよ」
え、、?
そんな話、聞いてない。
「、、ど、どういうこと?」
「父さんたちが話してたんだよ。姉ちゃんがこんなことになってもうこの町に居られない、って」
そうなんだ、、、
私としては、この際引っ越しして私がレイプされたことを知る人のいないところにいくのもいいかも知れない。
しかし、、直樹は違うようだ。
「姉ちゃんのせいだ、、、だからせめて好きにさせろよ」
そう言うと弟は、私の制服のブラウスを引き裂いた。
「きゃっ!、、、な、何するのよっ?!」
一瞬解放された手で胸元を隠す。
たとえキャミソール越しでも、弟に下着姿を見られるなど恥ずかしい。
が、またすぐ手を掴まれ、胸元が露わになる。
「い、、いいだろ?どうせ姉ちゃん、散々ヤラれたんだろ」
何てことを、、、。
「直樹、、、酷いよ。お姉ちゃんが酷い目に遭ったって知っててこんなことするの?」
優しい子のはずなのに、、、なんで?
「姉ちゃんもやらせたんだろ?」
え?、、、
「、、ど、どういうことよ?」
直樹の言う意味が判らなかった。
「父さん言ってた、、、実は姉ちゃんはそういう悪い連中と付き合って て、、、だからそんな目に遭ったんだって」
、、、私は怒りとショックで頭が真っ白になっていった。
「、、、そう。お父さんも直樹も、私のことそんな風に思ってるんだ、、、私がそんなに信用できないなら、もう、、、直樹の気の済むようにしていいよ」
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