しかし、帰宅後の私を、更なる悲劇が待ち受けていた。
家に着くと、、父の靴がある。かなり早い帰宅だ。
どうやら今日、警察の聴取があると母から聞き、心配で早く帰宅したらしい。
心配してくれるのはいいが、、今はあまり父とは顔を合わせたくない。
「おかえり、、どうだった?」
私と母に向かって声をかける父だが、
「どうだったなんて、、話せるわけないでしょう?!」
母はヒスを起こして、さっさとキッチンのほうへ消えていってしまった。
確かに今日のことを話せはしないのだが、、、
「由貴、、座りなさい」
今度は私にきた。母以上に聞かれても話せないのに。
凌辱された娘を、どんな風に見ているのだろう、、、
「そもそも何でこんなことになったんだ?
もしかしてお前、、、男の子とそんなことを普段からしてたのか?」
耳を疑うような言葉が父の口から発せられた。
「お父さんは、、、私がそんなことすると思ってるの?」
私は涙ながらに父に質問を返した。
「そうは思いたくないが、、、しかし聞く話だと、、お前も、、、」
何やら言いにくそうにしている父に、
「お前も、、何よ?!」
「、、、聞いた話じゃ、とても初めてだという様子じゃなかったらしいじゃないか!」
、、なによ、、私が普段から舞衣のように男遊びしてる娘に見えるわけ?
「私は、、そんなことしてない」
溢れる涙が止まらず、絞り出すようにそれだけ言って、私は部屋に向かった。
父にまで知られた。
やはり、私が男の子たちに抱かれてる姿を、、いや犯されてる姿を父も想像して、あの警官たちのように興奮しているのだろうか。
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