次の日からはるなの拘束は解かれた。
逃げられない状況を構築してからの事だったのだ。
小児病棟の入院患者は親も一緒に暮らしている。
はるなもお母さんと一緒にここに居るのだが今夜からはお母さんでは無くはるなの番に成るのだ。
中田先生が本来求めていたのは美少女であり、外堀から埋めて絶望感一杯の少女を落して行く事に
喜びを感じているのだ。
今のはるなはお母さんをあんな風にされて、救いの希望も微塵も無い状況に突き落とされていたのだった。
はるなの病室は壁も天井も床も真っ白い部屋でした。
ベットとクローゼットがあり、部屋に似つかわしくない鏡が有りました。
クローゼットの中には怪しげな器具がしまわれ、ベットはお尻の方に穴が有り両足を開く様な形に固定する
機能が備わっていました。
鏡に関してはマジックミラーに成っており、その向こう側にはお母さんが監禁されていたのです。
今日からのルーティーンは、朝から夕刻までは、はるなは自由が与えられていました。
本来病気では無いのですから天気が良ければ中庭に出る事すら許されていたのです。
しかし、夜は中田先生の診察です。
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