ぬぷっグちゅッびチゅっ・・・
男の腰が、その動きを激しくしていくにつれ、二人の交接した部分から湿った音が間断無く漏れ始める。
もはやコダマにとって躯の芯を疾る快感から逃げ出すことは不可能であった。
無理も無い。
自慰に耽ることにより、自分自身を慰める術すら満足に知らないのだ。
目眩くような快楽は、少女の理性を保つことは勿論、迎え入れ、貪ろうとする己れの躯の反応を抑えることも出来ない。
それでもコダマは声だけは抑える。
喘ぎ声が漏れないよう両手で唇を塞ぐ。
この事実を妹に、、ヒカリに知られることだけは出来ない。
そうまでして自分を守るよりも妹を守ることを優先しなければならない自分が憐れであった。
自己憐憫に満たされた精神が被虐的な興奮を煽り、少女の肉体を牝の悦びで満たす。
断続的に訪れる浅く短い絶頂。
不意に挿入された肉棒が、これまで以上に激しく小刻みに動き始める
クライマックスは近い。
男のクライマックスが、である。
少女のクライマックスが、である。
体内で精を放たれることに対する忌避の想いが、コダマの頭を過ぎる。
妊娠に対する恐怖。
裡側から穢される嫌悪。
だが、それも一瞬に過ぎなかった。
いっそ、ボロボロにされたかった。
子宮の入り口に叩きつけるような勢いで放たれるであろう精液。
放たれる精液の圧力で躯の裡側から壊されてしまえばいい。
こんな惨めな、、自分自身を恥じ、蔑み、貶めるような想いを味わうのであれば、女としての機能なぞ損なっても構わない。
しかし、皮肉なことに女としての、、コダマの牝としての機能は、遺憾無くその能力を発揮していた。
全身を満たす肉の悦びは、限界を知らぬかのように溢れ続けている。
体内の肉棒がひと回り膨張した。
放たれた精は前回以上の量であろう。
子宮の入り口を叩きつけるように放たれた精。
少女の視界が眩み、頭の中から全ての思考が吹き飛ばされる。
弓なりに躯を反り返らせながら、コダマは絶頂に達していた。
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