「シャワーの出、悪いね」
「しょうがないよ」
「あっ。泡風呂あるよ」
れいこは小窓から見ているが、誰だか確認できない。
浴場のガラスは湯けむりでくもっている。
中の様子が見えない。
父は女子脱衣場に梯子をかけて番台を降りた。
5個の籠に衣類が入っている。
中から下着を取ると写真を撮っていった。
匂いも嗅いでいく。
番台に戻ると、番台の下の扉を開けた。
盗撮用小型カメラが入っている。
『久し振りだな。使えるかな?』
バッテリーは残ってた。
ロッカーの上と、鏡の横にあるマッサージ椅子の下と、鏡の前にあるティッシュケースにセットした。
「すいませーん」
客が来た。
「はーい」
梯子を元に戻し、男女を隔てたドアを開けた。
「いらっしゃい」
E君が友達2人を連れてきた。
「あっ。ごちそうさまでした」
『れいこを探してるのか?』
「いえいえ」
「ゆっくりしていってね」
「はい」
脱衣場のドアの鍵をかけるとボイラー室に向かった。
「れいこ、知ってる娘?」
「湯けむりで見えないよ。誰だろう?」
「E君も友達連れて来たよ」
「そうなの?」
「ちょっとタオルとか取ってくるな」
「早いじゃない」
「ああ。当たり前だ」
タオルを抱えて帰ってきた。
そのまま女子浴場に入った。
「湯加減どう?」
「キャー」
騒がれた。
「違う違う。タオル持ってきてあげたんだよ。持ってなかったろ?」
「すいません。ありがとうございます」
「湯加減どう?」
「はい、ちょうど良いです。ねっ?」
「うん」
「何かあったら言ってね。バスタオルは籠に置いておくから使ってね」
「ありがとうございます」
女子脱衣場に入ると籠にバスタオルを置いていった。
『あまり見えなかったな』
「おじさん、良い人じゃない?」
「そう?見にきたんじゃないの?」
「でも普通だったよ」
「ねえ。れいこちゃん来るかな?」
「休憩だから戻ってくるでしょ」
「休憩なのかな?男湯にいるんじゃない?」
「まさか」
「知らないの?高校まで男湯に入ってたのよ」
「嘘でしょ?」
「本当だよ」
「男どもが騒いでたよね」
「そうなんだ?」
「エッ。有名だよ。やらせてくれるって」
「そんなふうに見えなかったな」
「父親ともやってるらしいじゃない。さっきのおじさんでしょ?」
「えーありえない」
「おじさんに聞いてみなよ」
「誰が?」
楽しそうだ。
れいこも聞いていた。
『やっぱり同級生だな』
「なあ、れいこいないじゃん」
「いるんだよ」
「どこに?」
「どこだろ?昼間見たんだよ。エロい格好で」
「ホントかよ」
「ここ混んでるだろ」
「今でも男湯入るのか?」
「...」
「いないな」
残念がるE君達。
「ダメ、暑い」
れいこはボイラー室の裏口の開けた。
『フー気持ち良い』
乳首の吸引器を外した。
『結構肥大したなー』
弾いてみた。
ンフ
また吸引器を付けた。
『ん?ん?さっきより乳首が筒に入っていく』
痛気持ち良い。
もう片方の乳首も試した。
『やっぱ、そうなのね』
クリも同じようにした。
「ンンンー」
吸引器を激しく揺らした。
「来ないね。逆上せてきたよ」
「また今度誘ってみようよ」
「でも次いつ帰ってくるかわからないよ」
「そうだけど」
「じゃあ今日は良いか」
身体から湯気を出して脱衣場に戻ってきた。
「ごめんね。れいこ戻ってこないな。どこ行ったんだろ?」「また誘いに来るから伝えてくれますか?」
「いいよ。何の誘い?」
「飲みだよ。帰ってきてるって聞いたから」
「ちなみにどちらさん?」
k、M、A、H、Tと名乗った。
「牛乳飲む?」
「エッ」
「サービスね」
男子脱衣場に降りた。
男女を隔てたドアを開けて女子脱衣場に入った。
女子はこっちを見た。
「なんだ、おじさんか。焦ったよ」
冷蔵庫から牛乳を取って手渡した。
『良いおっぱいだ』
扇風機をかけてあげた。
「ちょっと涼んでね」
ドアを開けて男子脱衣場へ戻る。
番台に座ると話しかけて裸を楽しむ。
汗が引くと、鏡の前の藤の椅子に座った。
ドライヤーで髪を乾かしている。
ここは覗き穴がある場所。
うまく行けばマ〇コが見える。
E達も覗いている。
全員勃起している。
Aのマ〇コが人気のようだ。
「じゃあ、おじさん、ありがとう」
女湯を出ていった。
E達も追いかけるように出た。
「お前らも入ってたのか?」
「なんだEじゃん」
E達はにやけている。
『どのマ〇コが誰のだ?』
「ねえ、れいこちゃん、男湯に入ってた?」
「いなかったよ」
「いつも男湯なんだよね?」
「今日はいなかった。昼間はいたんだけどな」
「ねえ、みんなれいこちゃんとやったの?」
「...」
「やったの?教えなさいよー」
「じゃあ飲み行く?」
「行くかー」
話し声が遠くなっていく。
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