その日も昨日と同じようにキミも裕子も振る舞いは変わらない。
俺の知っている二人のままだった。
安心感と同時に興奮が押し寄せた。
昨晩俺はこの二人を犯したのに、二人とも気付いていないのだから…
その日も観光をしたり海で遊んだりして夕食を食べて部屋に戻った。
最後の夜、昨晩の出来事が俺の心を支配していた。
「今晩も犯る?」
力也に聞いた。
「あんまりがっつくなw薬も無いし今日は普通に飲もう」
そう言われ少しがっかりした。
結局5人で普通に飲み始めた。
一時間程で浜田が酔い潰れた。元々弱いから仕方ない。
そして、会話はキミと裕子の仕事の事に。
元々キミはアパレル店長をしていたが結婚の数ヶ月後、前職を辞め、今は近所のスーパーでパートをしている。
パートと言ってもフルタイムで働くので給料や保険は社員と変わらず満足している。
しかし、バイトの学生やフリーターの面倒を見なければいけないのでストレスは多いらしい。
裕子は浜田の会社の後輩だったが辞め、今はキミと同じスーパーでバイトをしている。
キミは酔いが回り、仕事の愚痴を言い始めた。
主に若いバイトの男子の事だった。
「あいつらバイトやからって責任感無さすぎ、やたら何でも頼みよるし…」
「でも、みんなお姉ちゃんの事慕ってるんやと思うけどなぁ」
裕子が言った。ちなみに裕子はキミをお姉ちゃんと呼ぶ。
「それやとええんやけど、今日でもほら見てみ」
キミはスマホを出した。
メールが何件か送られて着ていた。バイトの男達らしい。
(沖縄楽しいですか?お土産待ってます。後、キミ姉の水着写メも(笑))
(俺も行きたかったなー、帰ってきたら皆で泳ぎに行きましょう。キミさんの水着姿見たいしw)
こんなメールが数件着ていた。
「こいつら、こんなんばっかりやねん、こんなオバサンの人妻に興味無い癖におちょくっとんねん」
そう言いながら更に泡盛を煽る。
やがてキミも酔い潰れ眠りに着いた。
裕子が。
「お姉ちゃん、いっつも潰れる迄飲むから大変っすよ」
そう言いキミに目をやっていた。
仕事先の飲み会では裕子やバイトの女子がキミの面倒を見ているそうだ。
「いつも泥酔するの?」
力也が聞いた。
「大体ですね。帰りは旦那さんに迎えに来てもらうか私達が送るか…もうちょい計算して飲んでくれたらな…」
そう言って、裕子はキミに近づき。
「だからこんなんしても起きませんよ」
そうだ言ってキミの乳を揉み、「お姉ちゃん起きて」と声をかけた。
「うぅん…シバくぞ…」
そう言い体を少し捩るだけで、起きる気配は無いキミ。
裕子も酔っているせいか大胆な行動を取る。
じゃあね俺も、と、力也も手を伸ばすが、それはダメですと裕子に止められた。
場が和んだ所で、さらに深く話を聞く、裕子によるとバイトの男子達はキミにちょっかいを出して遊んでいるのでは無く、女として見ている節がある。その中でも数人は、かなりイヤらしい目で見ているそうだ。
キミにメールを送って来た男達は確実にキミの体を狙っているらしい。
裕子も一度忠告したそうだが「そんな分けないやん」と、笑われたそうだ。
しかもバイトの男子達は二十歳前後の若い子ばかりなので、ギラついているのが多く、バイトの女子も何人か犯られてるらしい。
裕子も言い寄られる事もあるが、交わしているそうだ。
「でも、具体的に何かあったん?」
力也が嬉しそうに聞いた。
「えー、まあ飲み会やったらゲームしたりするから罰ゲームがちょっとエロかったり…後、店のバックヤードの通路に棚が並んで狭い所があって、お姉ちゃんがそこ通ったら、高確率で誰かとすれ違ったり…」
絶対内緒ですよ(笑)
「それぐらいやったら、まああるんちゃう」
力也が裕子のグラスに泡盛を注ぎながら言った。
「でも…先月…」
「何かあったん?」
にやける力也。
「いや…でもこれは確定じゃないんで」
裕子が笑ってかわす。
「ええやん旅の恥はかきすてやで、俺ら口堅いから、なっ」
「俺も気になる」
「じゃあ…絶対内緒ですよ」
裕子は語り始めた。
先月の始め仕事先の飲み会があった。
参加者は男女合わせて20人程いて最初は居酒屋の座敷で飲んでいた、キミを挟み二人の大学四年生が座り、向かいに裕子ともう一人の女子バイトが座っていた。
この二人の大学生はスーパーに入った時期がキミと近くバイトの中でも数人古株でキミとも仲がいい。よく飲みに行ったりもしていたそうだ。
しかし裕子の見立てではこの二人は完全にキミの体を狙っているらしい。
その日は両サイドからキミのグラスにどんどん酒を注ぎ酔わそうとしているようだった、同じ席の裕子達にも上手く飲ませ、二時間程の飲み会でキミの呂律は怪しくなっていた。キミも酔うと愚痴っぽくなり二人の大学生に絡みながらバシバシ叩いたり。
しかし大学生は嬉しそうにしている。そして徐々に徐々に両サイドからキミとの距離を縮めかなり密着していた。
裕子はヤバいなぁと思いながらも自分も酔いと戦うのに必死だったそうだが。
やがてお開きになり、二次会のカラオケに行く事に、数人は帰りカラオケに行く者が店を出てエレベーターで下に降りた。
居酒屋の入っているビルの一階は階段とトイレしかないその一階に降りた時、二人の大学生とキミの姿が無かった。誰かが先に行ったんやろ、と言うので特に気にせず、気持ち悪くなったので裕子はトイレに入ったそうだ。
トイレで用を済ませ、それでもまだふらつきながら皆を追いかけようとトイレから出た時、目の前を二人の大学生に両サイドから肩を抱かれたキミが車イス用のトイレに運び込まれた。
「でも介抱してただけちゃう」
俺は言った。
でもね、裕子が話を続ける。
その日のキミは黒のノースリーブカットソーに白のタイトミニにラメ入りミュール。
何でいつもそんなエロい格好やねん。と思っていたそうだが。
トイレに連れ込まれるキミの後ろ姿は白のタイトミニは捲り上げられ赤のシースルーパンティが丸出しだったそうだ。
アカン!と思いふらつきながら車イストイレの前に行き、扉を叩こうとした時、中から声が聞こえた。
「キミ姉苦しいやろ、脱がしたるわw」
「エロいパンティやでマン毛透けてるw」
次の瞬間、後の方から裕子を呼ぶ声が。
「裕子ちゃん、皆行ったで。後俺らだけ。」
バイトの男子が二人裕子を呼びに来た。
中から…
「ヤバい、口押さえろ!」
「静かに」
と小さい声が聞こえた。
かなり泥酔していた裕子は二人のバイトに連れられカラオケに向かった。
カラオケに向かう道筋で裕子も一人のバイトに軽く触られていたらしい。
カラオケに着いて30分後にキミと大学生二人もやって来て、大学生二人はキミが吐いたので介抱していたと言っていたそうだ。
翌日キミは二日酔いで居酒屋を出る辺りから記憶が無いと言っていたそうだ。
「それは間違いなく犯られてるな」
「そうでしょ!もう…無防備過ぎやわお姉ちゃん…」
「その大学生はどうしてるん?」
「普通にバイト来てますよ、お姉ちゃんとも普通に節してるし…」
「で、その二人多分やけど他の男子達に自慢してると思うんっすよ、最近やたら飲みに誘われるってお姉ちゃん言うてたから。」
「ちょっと俺勃ってきたわw」
力也が言う。
「ほんまですか(笑)」
笑って返す裕子。
「私にもお姉ちゃんの水着姿の写メ頼む子もいますもん…」
そう言っている時、裕子のスマホにメール着信。
(裕子ちゃん楽しんでますか?約束の写メ送ってや(笑)誰にも見せへんから)
このメールの主はキミを犯したであろう大学生の後半で今年入って来た大学一年生。
裕子とある賭けをして大学生が勝ったので、裕子にキミの水着姿と寝顔の写メを頼んだそうだ。
「どう思いますか?」
「送ってやればええやんw」
「内緒にしといてもらえますか?」
「勿論やんw」
それから三人で、どの画像を送るか吟味した。
なるべくセクシーでエロい数枚を選び、とりあえず送る。
直ぐに返信があり、かなり興奮している様だった。
続いて寝顔の撮影。
普通の寝顔と、それだけでは面白くないので力也が
「ちょっとエロいの撮ろうかw」
と、キミのシャツを捲り下乳を露出させた。さらに短パンを脱がしパンティだけにした。
「大丈夫ですか?(笑)」
裕子も興奮している。
「無礼講やん(笑)案内話聞いたらたまらんし」
訳のわからない事を言い裕子に写メを撮らせた、ついでに自分たちも撮影して、裕子に写メを送らせた。
また直ぐに返信があり、かなりの感謝が綴られていた。
「あぁ、でも大丈夫かなぁ」
裕子が不安そうにしている。
「絶対内緒ですからね!」
「そんなに不安やったら三人共通の秘密を作ろうか?」
そう言って力也は裕子に近づき、強引にキスをした。
「私彼氏いるもん…」
そう言いながらも、まんざらでもない笑顔の裕子。
結局その夜俺と力也と裕子で3Pをした。
そして旅行が終わり、力也と俺はバイトの大学生との接触を計る事になった…
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