人材が資源の我が国は庶民にも教育改革をした 優秀な子供は早くからクラス分けをして英才教育をしたのである
彼は普通の役人の子供だった 両親は真面目で父親は淡々と仕事をこなし母親は普通の専業主婦である 3人家族で幸せに暮らしていた しかし両親は従兄妹同士だった 昔から田舎では近親結婚は当たり前の風習な所が多い
同じ苗字が沢山有る村なんてアチラコチラに有った
両親はどちらかといえば小柄だったが恐らく先祖に高身長がいたのだろう 従兄妹同士の近親交配も作用して息子はどんどんデカくなり頭も良かったから高校は特進コースで英才教育されて良い大学に入り大企業に就職 今は例えば何か発明などしたら会社だけでなく個人にも特許となったり業績を上げるアイデアなど とにかくやる気を出させる為に優秀な人材にはどんどん金を払う政策にしたのである
彼はあっという間に富裕層に成り 大国にも認められ超富裕層の令嬢と結婚し超富裕層と成ってしまった
「ねえ あなたの実家って行った事ないわ」
「僕は庶民の出だから君の行く所じゃないだろ 」
彼は高校から全寮制でまるで国の養成期間みたいに育てられたから実家には帰れないのだった 会うのはパソコン越しの対面だったのである 結婚式も画像のみだった
「やっと国の束縛から解放されたんだから行きましょうよ お父様もお母様も絶対会いたいはず」
「君がそこまで言うなら行くよ ありがとう」
※元投稿はこちら >>