そう言うと先生は車に向かって手招きしてその助手席で待つ人物を呼んだ。
ゆっくりドアが開き、降りて来た人は少し挙動不審。
両手を胸の前でクロスさせて俯き気味で近づいて来た。
『こ…こんばんは…』
『彼女、エミちゃんね。』
その人は服の上からでもわかるくらいの巨乳。いや、胸だけじゃなく全体的にふくよかな感じの人だった。
『エミちゃんね、私の中学時代からの友達で…ん~…ただの友達っていうんじゃなくて、そのぉ…』
先生が口篭りながら話す態度とエミの先生への寄り添い方からピンときた。
「先生の…レズ友?」
『えっ!?…わかるの??』
「わかっちゃいました!」
『あ、そうなんだ、わかるんだ…ははは…』
目をあちこちに泳がせながら立つその人は可愛いフリフリのワンピースにコートを羽織り、先生とは全然違うタイプの人だった。
「ってか寒いから早く中入ろ?」
『うん、お邪魔しますね』
「ってかてか、先生なんでジャージなの?」
『え?だってどうせ脱ぐでしょ?ジャージ脱ぎやすいし』
「アハハ!やる気満々じゃん」
そう言いながら玄関ドアを開けるとリビングの声が思いっきり聞こえてきた。
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