由里子の体がビクンとした。夢の中で体が跳ねる感覚に襲われ、うつ伏せのまま眠っていた由里子の目が開いた。
(なんて夢を・・) そして再び眠りに着こうとしていた。
由里子に背中を向けたまま眠っていた浩二が寝返りをした。浩二の手が由里子の大きな尻に重なった。その瞬間、再び由里子の目が開いた。しかし眠っている振りをする由里子だった。重なった浩二の手は由里子の尻を擽った。淫らな夢の続きが始まろうとは思っても居ない由里子のショーツの生地端を擽る浩二の指、生地を辿る様にゆっくり動き回る指。
浴衣が捲り上がっていた。
擽る指が尻の割れ目を往復していた。意識的な行為だと気付いた由里子は、うつ伏せの状態から横向きになり、あたかも自然な動きの様にそのまま仰向けになった。
しかし浩二には有利な状態になった。浴衣の襟は開き、裾までも開いてしまっている事に気付かない由里子ではなかった。だが、眠った振りを続けた。
(今目を覚ましたらこうちゃんの悪戯が・・)
だが由里子の思いは、浩二の行為をエスカレートさせる要因にしかならなかった。浩二の手は由里子の胸へとゆっくり脇腹を撫でる様に近付いていた。淫らな夢に犯された体が反応しないはずがなかった。尻の割れ目を擽られピクリと動いてしました腰、既に濡れたソコが震えていたのだった。
浩二の荒くなる呼吸を感じていた。敏感になってる体、息子に許してしまうか迷う意思と格闘していた。
(こうちゃんダメっ、やめて、今なら母さん何も言わないから・・今ならその手を・・)
浩二の指が乳首を摘まみ始めた。優しく引っ張り、そして転がす様に。由里子の意思は消えていった。もう間に合わない、女へと代わり始めて行くのだった。乳首を摩擦される度に快感に襲われる由里子の背中が反った。人差し指を噛む仕草、小さく呻く声を隠せなかった。浩二の大きな手が乳房を包み込んだ。背中が反ったと同時に、噛んでいた指が口から離れ「ハァ~ァ~」小さく喘いでいた。
左右の乳房を左手で代わる代わる揉む浩二、母が女へと変わったのを確信した。
それまで目を閉じたままだった浩二が由里子の顔を眺めた。口を半開きにして甘い声を放す母を見詰めて言った。
【母さん気持ちいいんだね?もっと気持ち良くなって】
由里子の顔から乳房に目を移し、唇で乳首を包んだ。忘れていた快感が甦った。顎が突き出る、甘い声が喘ぎと変わった。
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