撮影が終わり小休止
隼斗さんがソファに座って満足気な顔
「今日はご苦労!」
「うぃすうぃす!」
姉さんもご機嫌そうだ
しかし・・・仕事してる気配がまるでない
依頼人とかも来ない
探偵事務所の仕組みなんて知らないけど
暇・・・・なのかな?
「葛城くん、あの後、日本に残って中学で暮らしたの?」
「あぁ・・そうだよ」
「ふぅん、変わった事とかあった?」
「ん?・・・あぁ、聞かせよう。俺様の美談を」
葛城さんはタバコに火をつけた
美談て・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彩花が日本から去ってしばらく
魂の抜けたような状態が続く
心の底から惚れた女がいなくなるのは苦しい
学校生活中に何人かかわいい女の子に手を出そうと思った
食おうと思えば食えるのだが欲情しないというかどうにも盛らない
彩花が別格でかわいく、美しかったからか
どうも比べてしまう
あぁ・・・・・抱きたい!!
登校前
真理亜が読書をしている
いまだにわからない妹の扱い方
「おい、真理亜!」
「・・・・・・」
「おい!聞け!学校に来い!」
「・・・・・・」
「くそじじいから頼まれてるんだよ。行くぞ!」
「・・・・・・」
「ガチ無視とはひどいな」
「・・・・・・」
こいつ・・・かわいい顔してクールすぎだろ
むかつく・・・・
真理亜がしおりをはさんでパタンと本を閉じた
ひとつため息をついて俺を見た
「着物以外着る気はありません」
「それはもう手をまわした!くされジジイが汚い金でな!」
「・・・・・・見るだけなら」
「よし、来い!」
真理亜が渋々、すごくめんどくさそうに出掛ける準備をはじめた
新しい屋敷を建設予定らしい
建つのはもうすぐ
それまで真理亜はストレスフルのようだ
俺だってこんなマンション暮らしは嫌だ
中津の部屋に飛びいる
中津は着替え中のようだった
下着姿・・・・・おおおっ///
「中津しゃん、、、真理亜が学校に行くと」
「・・・・・ノックくらいしたらどうですか?、、」
恥じらった///
久しぶりに固く、、、、
「着替えますから、出てってください」
「嫌です、、」
「死期が早まりますよ」
「すみません」
おとなしく出た
はぁあ、、やはり美人はたまらぬな
中津もいつか抱きたい
真理亜は日本茶を入れている
今日は白い着物か
「お兄ちゃんにもお茶を入れてくれ」
「・・・・・・」
「睨むな」
「・・・・・・」
そっぽ向いた
扱い方がわからん!
さっぱりわからん!
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