夕飯は寒くなってきたので鍋物
楽チンでおいしい
いつも二人で寄り添って食べてる
「おねえちゃんは幸せだよぅ、、」
「なに?、、」
「弟くんが料理上手くて優しい可愛い子ちゃんで幸せ、、」
「そうですか、、」
「感じまくってよだれたらしながら目がとろんってなってよがってる君もかわぃい、、幸せ、、」
「ご飯に集中!、、」
「はぁい、、、」
姉さんが幸せなら僕も嬉しいけど、、、
よだれたらしてよがってなんか・・・ないやい、、、
ない、、、でしょ?、、
正直頭の中真っ白になってて分かんない、、
「瑞希くん、体育の日に体育祭あるの?」
「ん?あるけど」
「見に行っていい?調度オフぅなんだ」
「いいよ、おいで♪保護者の人も来ていいし。・・てかなんで?僕、競技出れないよ?」
「ん?なめ回すように」
「やめい!、、」
「新しいカメラを使う」
「ん?、、」
「やらしい事期待したの?きゃー、、もう、、君も好きだねぇ、、」
八つ当たりに襲いたい!、、、
くそっ、、、本当にパワーバランス逆転されるぞ、、、
てか・・・今までも姉さんのほうが攻めだったよな
逆転ってわけじゃ・・・もういい!、、、
「なんで体育祭で新しいカメラ使うのさ?」
「コンパクチーなのに動きの速い物を撮るのにとことん特化したカメラらしくてね。メーカーの人に評価お願いされたのよ」
「動きの速い物ね・・・」
「ホントは航空ショーとかF1とかで試せばいいんだけど。いまんとこ開催予定はないらしいから」
姉さんがカバンからコンパクトカメラを取り出した
「いやぁ、、技術の進歩ってスバラシィ、、」
「これっていつ発売?」
「もうすぐだよ。だから持ち出してもだいじょび、、いゃあ、なかなかにセクシーなカメラじゃないですかねぇ。官能的だねぇ」
こういうメカに強いところも男の子っぽい
姉さんも中性的なんだよな、容姿以外にも
離婚するまではショートカットだったらしい
そんな姉さんも見てみたいなぁ・・・と思う
「瑞希くん、鍋にご飯を入れて卵でとじたまえ!」
「はいはーい♪しめは雑炊ね」
「いっぱい食べて怪我早く治さないとね?」
「ほとんどの栄養分姉さんに吸われてる気がする」
「きゃー、、言わずともわかる、、捨て置け、、」
「意味分かんない事言わないの!、、手伝って!」
「はいぃ、、」
僕だって幸せだよ
こんなにかわいくて女神みたいな人が姉さんで恋人で
そばにいてくれるなんて
幸せだよ・・・幸せ
「ねぇ、カレー粉入れてもいい?、、」
「やめて!、、」
幸せ、、、
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