姉さんが夜になると出掛ける事が増えたり
外泊する事が多くなった
気にしない、僕は
村田先生と昼食を食べる
いつもどうり振る舞う
「なんか味、乱れてるね」
「先生の舌がおかしいんですよ、きっと」
「言うようになったね、弟子よ」
村田先生は僕の頭を撫でる
心配そうに僕を見る
「何か悩みがあるなら言ってみなさい」
言えるわけないよ
僕の悩みは分からないよ、きっと
「村田先生、なにもないですって」
僕は微笑んだ
なんとか微笑んだ
午後になり、体調が悪くなった
風邪かな?風邪だろうね・・・・そうだよ、きっと
保健室の先生に言われてに早退させてもらった
マンションまでボーッとしながら歩いた
マンションの駐車場に姉さんの車がある
もう帰ってきたのかな
僕はエレベーターに乗って上の階までのぼった
姉さんの部屋の前
二つの影があった
西野さんと姉さん
なんだか仲良さそうにしている
部屋に入っていった
僕は行くべきじゃない
そう頭の中で囁かれるけど、僕は部屋に向かった
静かにドアを開けると靴が二組あって
僕は静かに自分の靴をもってクローゼットの中に隠れた
「瑞希くん、帰ってきちゃうかも・・・」
「まだ学校でしょう?さ、お昼ごはん食べましょ?」
「あ、うん」
二人でお昼を食べてるのかな
「西野くん、おいしい?」
「あ、うん、この店の料理はおいしいよね、テイクアウトできて便利」
「あは、、だよねー」
楽しそうな会話
僕は静かに聞き入る
「彩花、あんな手荒な事してごめんね」
「・・・なんとなく好いてくれてるのは分かってたけどさぁ、まさか脅迫するとはね」
「ま、一応仕方なく付き合ってくれてるんですよね?先生」
「まーね、、、・・・・」
しばらく会話を聞いていて
夫婦の会話みたいだった
この二人なら幸せになれるんだろうな
「ふぅ、ごちそうさま」
「先生、ソファーでくつろぎますか」
「はいはい、、、」
二人はソファに移動したようだ
僕はクローゼットの隙間からのぞく
「・・・愛してます、先生」
「彩花って言って」
「愛してます、彩花」
「私も・・・西野くん」
二人の顔が近づいた
キスしている
熱い熱いキス
愛のあるキス
・・・・愛は分からないけど、たぶんあるんだろう
西野さんが姉さんの胸をさわる
「あー、憧れの先生のおっぱいだ」
「もー、、甘えん坊なんだからぁ・・・・・・・瑞希くんみたい」
西野さんが姉さんを押し倒した
二人が絡み合っている
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