「いやいや、大きくなったといっても見ての通り、クラスでも小さいほうだそうで。
それにウチにいる間は風呂に入るのも、寝るのも一緒で、まだまだ子供でな。」
正造はそう言うと加奈子のももに手を乗せ、軽く撫で回した。
作造の友人二人は、思わずそれに視線を向けながら
「へーっ、加奈子ちゃんは中学生だろ。ウチの孫娘なんか小学生だが、
遊びに来ても抱っこもさせてはくれん。」「ウチも孫は皆男だから、羨ましいのぅ。」
と感嘆して言った。加奈子は少し恥ずかしそうにもじもじと体をくねらせながらも、
作造にももを撫でさせたままでいる。作造が大きく撫で回すたびにスカートが捲れ、
白くむちっとした太ももが一層あらわになる。
作造の友人二人はさり気ない風を装いながら、その様子をチラチラと見ていた。
作造も、そんな事は全く気づかないふりをしつつ、二人の視線や態度を観察し、
内心面白がっていた。そして加奈子に「お二人ともおじいちゃんと同じように
一人暮らしだから、加奈子がいる間に来られたらきちんとおもてなしするんだよ。」
と言った。加奈子はコクリと頷き二人に向かってにっこりと微笑んだ。
暫くして作造の友人達はは作造の家をあとにした。
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